間違いだらけのネットワーク作り(1113)2020/6/13
ビジネス革新で大事なのは「やりたいことを見つけること」

先週、ここに地方の自治体の方に「みまもり パペロ」の操作方法やサービスをZOOMで説明したと書きました。 その自治体から木曜日に採用が決まったと電話で連絡がありました。 問合せがあったのが1か月前、電話で資料を説明したのがその翌日、デモをしたのが1週間前、そしてデモの6日後に受注しました。 なぜ、こんなに意思決定が速いのか? それはコロナ対策だからです。 高齢者に感染させないため、訪問・対面による見守りが出来なくなっています。

そこで、ロボットを使って「非訪問・非対面」の見守りをするのです。 コロナという「非連続」なことがみまもり パペロに新たな、強い需要を生んだとも言えるでしょう。 他にも同様の案件が増えており、みまもり パペロは一気に普及するかも知れません。

  そして、今回の受注は「オンライン受注」です。 一度も訪問することなく、電話とZOOMで受注しました。 オンライン飲み会より楽しい(嬉しい)です。

第3回打倒!コロナ研究会は元積水化学CIOの寺嶋さんを講師に迎え、7月4日(土)に開催します。

第3回打倒!コロナ研究会・第55回情報化研究会・IIBA日本支部 代表理事 寺嶋一郎氏登壇

ビジネス革新で大事なのは「やりたいことを見つけること」

先週の土曜日、早稲田大学の稲田教授を講師に迎え、第2回打倒!コロナ研究会を開催しました。 テーマは「小さな『非連続』をビジネス革新につなげよう」でした。 私がコロナのことを「非連続」と書いたのは、とても大きな非連続だからです。 5つの事例が紹介され、最後に結論をまとめました。 とても興味深い内容で、28人の参加者から質問がたくさんでました。 結論部分のスライドを引用します。







この中で私が知らなかったのがOODA(ウーダ)です。 研究会参加者で知っていたのは防衛省の人ともう一人くらいでした。 Wikiで調べると古い概念なんですね。 朝鮮戦争での空中戦の分析から生まれたそうです。

”OODAループは、元々は軍事行動における指揮官の意思決定を対象としていたが、後にこれに留まらず、官民を問わずあらゆる個人の生活、人生ならびに組織経営等において生起する競争・紛争等に生き残り、打ち勝ち、さらに繁栄していくためのドクトリン、そして創造的行動哲学となった。

OODAループは、観察(Observe)- 情勢への適応(Orient)- 意思決定(Decide)- 行動(Act)- ループ(Implicit Guidance & Control, Feedforward / Feedback Loop)によって、健全な意思決定を実現するというものであり、理論の名称は、これらの頭文字から命名されている。”

私の印象に残ったのは2枚目のスライドにある「AI/IoT/データは単なるツール 大切なのは、やりたいことをみつけること」という言葉です。 話の流れにすんなり収まってない感じはありますが、この言葉が一番気に入りました。 私はやりたいことしかやっていないので。

*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたら掲示板かメールでお知らせください。 

  情報化研究会掲示板

 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp



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