今年の東京の桜の開花は3月14日と予想されています。 しかし、新型コロナのせいで花見気分にはなれないですね。 上野はじめ都立公園では花見の宴会を自粛するよう求められています。 電車はずいぶん空いていますね。 時差出勤やテレワークが増えているのでしょう。 世の中全体が新型コロナのストレスに覆われているような状況ですが、早く終息して欲しいものです。
新型コロナのリスクを避けるため、リアルに集まる京都研究会は中止にしました。 しかし、こんな感染症のために20年続けている京都研究会を途絶えさせる訳には行きません。 下記のとおり、京都研究会onZoomとして開催するので、ぜひご参加ください。
第21回京都研究会・第52回情報化研究会onZoom
1.日時・場所
4月4日(土)15:00―18:30(接続受付は14:30から)
場所:Zoom(ビデオ会議サービス)
なお、3月28日(土)19:00-19:30に接続テストが出来る環境を用意します。
2.プログラム
15:00-16:00 「2020年代の企業ネットワーク:ネットワークエンジニアはサービス創出を目指せ!」
情報化研究会主宰 松田 次博
2020年代の企業ネットワークに大きなインパクトがあるのは3月に商用サービスが始まる5Gと2024年にサービスが終了するISDNです。 最新のサービスと最古のサービスの対比が面白いですね。 5Gをどう活用すればそのメリットが引き出せるのか、ISDNの始末をどうつけるのかを中心に話します。 私が運用しているネットワークでは数1000本のISDNを使っています。 放っておいても電話やFAXは使えるのですが、巨額な無駄遣いが発生します。 実は5Gよりもこちらの方が喫緊の課題なのです。
サービスの創出ということでは2017年の夏からロボットを使った高齢者見守りサービスを企画から実証実験、商用サービスとやって来ました。 1年前は愛媛県西条市の商用サービスだけでしたが、2月1日時点で兵庫県市川町が実証実験を始めました。 3月には3番目の自治体で採用が決まります。 サービスとしては2020年度にこれまでより1段階上に進みます。 この仕事を通じて価値のあるサービスの創出にはネットワークの「レイヤ8」が大事だと気づきました。 OSIの7階層だけでは足りないのです。 レイヤ8とは何か、具体的に説明します。
16:00-16:10 休憩
16:10-17:10 「「5Gを待てない!ーネットワークの高度化と工場内無線通信の安定化」
牧野フライス製作所 CIO 中野 義友氏
情報化研究会のコアメンバである中野さんは一昨年、牧野フライス製作所に転職し、わずか1年でCIOに就任しました。 中野さんは昨年5Gの実験をハノーバーで行い、現在は5Gに代わる技術で工場内の無線ネットワークを構築しています。 中野さんからのメールを引用します。
「1)Microsoft Teams等を活用したコミュニケーション革命を進めるためにネットワークの一部高度化を行った経緯を簡単にご紹介します。
2)昨年11月の研究会ではドイツのEMO2019で弊社のCobotを5Gで動かした事例をご紹介しましたが、現状は製造業が工場や倉庫等で5Gの真の価値を得るのはもう少し先になりそうです。
とはいえ、IoTやロボットなどの活用、自動化を工場等で進めるにあたり、無線通信の不安定の解消は急務です。既存の設備を変更せずに工場等の複数無線通信を安定化させる新技術の活用について話題提供いたします。
弊社の取組みをベースに皆さんとディスカッション出来ればと思います。」
17:10-18:30 オンライン懇親会
お酒を飲むかどうかは自由ですが、飲み会気分の意見交換会です。
3.申込期限および実施要領
申込期限は3月25日(水)とします。 定員は50人まで。 申し込まれた方にはZoomの会議室のurlを送信します。 接続テスト用を3月26日に、本番用を4月3日に送ります。 ブラウザだけで使えるはずです。
テキストは4月3日に送信します。
4.会費
無料
5.申込み
氏名(フルネーム)、所属、連絡先電話番号、会員・非会員の別を書いて下記へメールで申し込んでください。
tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp
*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたら掲示板かメールでお知らせください。
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