間違いだらけのネットワーク作り(1079)2019/09/21
「東大・コミュニケーションロボット・シンポジウム模様」

秋らしい空気になりましたね。 このページは毎週土曜日に書いているのですが、昨日は東大で開催されたシンポジウムに参加したため、日曜日に書いています。 日付けは土曜日の日付にしています。

シンポジウムは浅野キャンパスにある武田ホールで行われました。 私は東大経済学部出身なのですが、経済学部は赤門を入ってすぐのところなので学生時代の行動範囲はせいぜい、地下に食堂がある安田講堂くらいまでで浅野キャンパスに足を踏み入れたのは初めてでした。

最寄駅は根津ですが、ここで降りたのも初めてです。 30年くらい前に「谷中・根津・千駄木」というコミュニティ誌が話題になり、谷根千という呼び方でこのあたりが注目されたことがありました。 しかし、現在の根津は古っぽいさびれた印象で活気は感じられませんでした。

「東大・コミュニケーションロボット・シンポジウム模様」

シンポジウムで私が発表した内容の一部を紹介し、コメントを書きます。











 このシンポジウムの主催者はJST戦略的イノベーション創出推進プログラム(Sイノベと略称される)の中の「高齢者の記憶と認知機能低下に対する生活支援ロボットシステムの開発」というプロジェクトで2010年度〜2019年度の10年間も、伊豆市で実証研究をしています。 長いですね。

 私の事例発表に先立つパネルの中で、あたかも私がやっている愛媛県西条市のプロジェクトがSイノベの一貫であるようなスライドが表示され、それに基づく発言がされました。 パネルが終了した直後、会場で聴いていた私は立ち上がり、「今の発言は間違っているから訂正を求める。 西条市のプロジェクトはSイノベとはまったく独立している。 Sイノベの成果をこれからも取り入れたいなどと発言したが、取り入れるかどうかはこっちが決めることでSイノベが決めることではない。」と言うと主催者が「すみませんでした」とあやまりました。 研究者というのはとんでもないことをするものだとあきれました。 

 その後行った私の事例発表でも、「みまもり パペロ」という愛媛県西条市で商用サービスが始まっているプロジェクトはSイノベと無関係であることを冒頭で述べました。 たまたま、PaPeRoiというNEC製の同じロボットを使っているだけです。 PaPeRoiはNECのロボットであって、Sイノベのロボットではありません。 様々な用途で使われている汎用ロボットです。

 余計なことでエネルギーを使い気分を害されましたが、言いたいことをいい、事例発表では参加した方々に興味深くかつ役に立つ情報を伝えられました。 それは檀上から見える皆さんの表情や、終了後の懇親会で私のところに来た人たちの話で分かりました。 ということで、すっきりした気分で会場を後にすることが出来ました。

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