間違いだらけのネットワーク作り(1078)2019/09/14
「"広域・超長時間停電"という新しい種類の災害」

昨日は会社を休んで幼稚園で行われた敬老の日のイベントに参加しました。 「敬老」される立場になったのだなあ、と思いながら4歳の孫とお友達たちに歌や楽器の演奏を聞かせてもらったり、一緒にゲームをしたりして楽しく過ごしました。 



「"広域・超長時間停電"という新しい種類の災害」

台風15号による災害は台風による直接的な人的被害や建物の被害は昨年の西日本豪雨などと比べると少なかったようです。 しかし、千葉県を中心とする「広域・超長時間停電」は命を危険にするほどの大きな間接被害をもたらしています。 ネットワークも「広域・超長時間停電」に対してはなすすべもない状況になりました。

台風15号の影響で千葉県で固定回線と携帯回線の不通広がる、システム不具合につながるケースも

9日午前中の時点で私が運用する流通業のネットワークでは10数店舗が停電のため不通になっていました。 12日になっても数店舗が不通のままでした。 とにかく回線のONUも、ルータも 電源がないことには使えないので打つ手はありません。 

停電しても使えて災害に強いと言われて来たアナログ電話も上記の記事にあるように使えなくなりました。 電話局のバッテリーの電源や非常用発電機の燃料が枯渇したからです。 携帯電話の基地局も非常用電源が使えなくなって広い範囲で不通になりました。 電話局や携帯基地局の非常用電源は数時間から最大でも24時間程度しかもたないそうです。 24時間を超えるような超長時間停電などまさに「想定外」なのです。 しかも、広域。

広域・超長時間停電に対してネットワークをバックアップする手段としては「衛星通信+長時間バッテリーで使える端末」くらいしか思いつきません。 そんなものが手ごろなコストで入手できればの話ですが。

企業ネットワークからは離れますが、この停電の報道で印象に残ったのは役所や公民館にスマホを充電するために集まっている人たちの映像です。 スマートフォンが生活にかかせないインフラでありライフラインになっているのだと実感しました。

企業のBCP対策で「広域・超長時間停電」はこれまで考慮されてないと思います。 これを機会に最低限の対策を考えるべきかも知れません。

  *ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたら掲示板かメールでお知らせください。 

  情報化研究会掲示板

 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp



ホームページへ