間違いだらけのネットワーク作り(1027)2018/08/25
「SDNのサービス化」

  長い夏季休暇明けの今週は元通りの調子に戻るのに時間がかかりました。 酷暑が続いた夏なので多少、夏バテも入っているかも知れません。 ただ食欲だけは旺盛で、おかげでオーバーウェイト気味です。

   27日(月)に新しい@ITのコラムが掲載されます。 「『満足度』の高いプレゼンでチャンスをつかもう!」 効果的なプレゼンのテクニックをかなり詳しく書いているのでお読みください。

「SDNのサービス化」
    

NECが8月21日に新しいSDN製品と関連サービスのニュースリリースをしました。

NEC、新たなSDNコントローラと関連マネージドサービスを提供

  新しいコントローラは「従来製品とは違い、Wi-Fi機器や各種セキュリティ機器、IoT/OT機器など、さまざまな機器の設定を一元管理できるほか、複雑なネットワーク状態の可視化や、障害発生時の状態分析による障害範囲の把握などが可能」とのこと。 

  合わせて3つのサービスを提供します。

@クラウド上のSDNコントローラから拠点のルータ設定を一元管理し、データセンターを経由せずに外部のクラウドサービスに迅速かつ効率的にアクセス可能とする「クラウドアクセス最適化サービス」 

A拠点においてマルウェア等に感染した端末のインターネットアクセスを自動的に遮断し、感染拡大のリスクを低減する「サイバー攻撃自動防御サービス」

B検知した情報の攻撃性、脅威度を分析し、セキュリティインシデントにつながると判断した情報のみを通知する「高精度分析サービス」

   従来のSDNと比べて「SDNらしく」なりました。 SDNコントローラは50万円から。 @の場合はクラウド上で提供するので売り切りでなく、「サービス」としての提供なのでしょうか。

SDNに限らずITは「サービス化」が進んでいます。 私は20年前から企業ネットワークをサービスとして提供しています。 なので、2008年のリーマンショックの時も売上はまったく落ちませんでした。 既存の契約の売上が毎月入り続けたからです。

ただ、現在提供している企業ネットワークのサービスも実は本物ではありません。 ネットワーク機器等の資産をこちらが持って、月額料金で提供しているだけで、ユーザー毎に専用の機器や回線を用意しています。 これでは本当のサービスではありません。

本当のサービスとはネットワークの各要素がメニュー化され月額料金が決まっていて、SDNコントローラだろうが、ファイアウォールだろうが、ユーザーはメニューを選択すればすぐ使える、というものです。 クラウドと同じですね。

すでに企業ネットワーク全体をサービスメニュー化しているネットワークベン ダーは何社か存在します。 これからはそれが主流になるでしょう。


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