間違いだらけのネットワーク作り(988)2017/10/21
「日経の固定電話の分類は×」

 先週、日経一面に載った有賀さんの写真についてコメントしました。 たまたま、今週水曜日に有賀さんと会食することになっていて、まずはその話で盛り上がりました。 今月、有賀さんが東工大での講義で使う資料も見せてもらいました。 amazonを題材にデジタル・イノベーションについて述べています。 その資料の最後に面白いものがありました。



1998年に有賀さんがamazon・創業者のベゾス氏と会った時の名刺です。 日本の企業に出資を求めるために来日していたのです。 有賀さんは出資について消極的な意見だったそうです。 現在のamazonを考えると大失敗だったとのこと。 名刺の日本語表記が「ベーゾ」となっているのが面白いですね。 実際の発音はこれに近いのでしょうか。

 第47回情報化研究会「AI、IoT、クラウド活用の今とこれから」

「日経の固定電話の理解は×」
   

18日の日経新聞にNTT東西の固定電話IP化の記事が出ていました。



 企業でIP電話の導入が本格的に始まったのは2003年6月に稼働した東京ガスのIP電話です。 提案から設計・構築まで私が手がけました。 その後、NTT東西もひかり電話というOAB-J番号によるIP電話を始めました。

この記事は固定電話を間違って理解しています。 「固定電話の契約数はピーク時の1997年度に6322万件あったが、現在は約2100万件」と書いています。 総務省の情報通信白書では固定電話とはNTT東西加入電話、直収電話、CATV電話及び 0ABJ型 IP電話のことです。 その数は2016年度末で5540万件。 1997年のピークから13%しか減少していないのです。 日経の記事の2100万件はまったくの間違いです。3200万件ある「0AB-J番号を使うIP電話」が抜け落ちているようです。 モバイルの契約数は2016年で1億6600万と固定を圧倒していますが、固定電話も微減傾向ではあるものの存在感を保っているのです。


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