間違いだらけのネットワーク作り(984)2017/9/23
「Always Connected PC」

 秋と言えば祭りを連想します。 本物の祭りではないですが、私にとっては2010年以来毎年講演しているNECのiEXPOは祭りのようなものです。 万人単位の人が来場するイベントはにぎやかで、華やいだ雰囲気があります。 その中に自分も身を置いてセミナーをすると祭りに参加している気分になります。

 今年は11月9、10日の開催です。 C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2017

 すでにセミナーの事前登録が始まっていますが、申し込み状況を見ると今年はAI関係の人気が高いようです。 私は11月9日16時から、2-E「BCP対策と働き方改革を効果的に実現、“閉域モバイル網+スマートフォン内線”」という地味なタイトルで講演します。 地味なのですが、けっこう集客はいいです。 ぜひ、ご参加ください。

「Always Connected PC」
   

9月21日にVAIOが新製品を発表しました。

VAIOがLTE搭載の「VAIO S13」など、国内初のWindows 10データプランに対応

VAIO社はもともとモバイルに力を入れており、SIMフリーなノートパソコンを早くから販売しています。今回の発表ではAlways Connected PCとWindows10データプラン、という2つの言葉が目に留まりました。

 Always Connected PCは5月に台北で行われたイベントでマイクロソフトが発表して構想です。  名前のとおりモバイル回線を使って、パソコンをいつでもどこでもネットやクラウドに接続できるように しようと言うもの。 今やコンシューマーはパソコンなどなくてもスマートフォンさえあればいい、というトレンドになっています。 スマホが便利なのはいつでも、どこでもネットにつながっているから。 パソコンもスマホのようになりたい、というのがAlways Connected PCのコンセプトです。

 Windows10データプランはAlways Connected PCを簡単に実現するためのモバイルサービスです。特徴は使いたいデータ容量をモバイル事業者との契約なしで、Windowsストアから購入できること。ユーザーはLTEがどのモバイル事業者の電波かも意識する必要がなく、日本でも外国でも利用できる。

VAIOには仏Transatel製のSIMカードが同梱されており、これを本体に挿入してWindows10データプランを使います。フランスの通信事業者のローミングサービスを使っているのです。日本ではKDDIのLTEが使われるとのこと。

ローミングなので通信開始まで40秒程度かかり、ふつうの格安SIMより速度は遅く、料金は割高になるようです。 海外出張が多い人には便利かも知れませんが、国内だけの利用なら使う価値はないでしょう。

しかし、 Always Connected PCという考え方には賛成です。 私が2015年に稼働させた閉域モバイル網を使ったネットワークでは、社内のパソコンの8割が常時モバイルでイントラネットに つながっています。 まさにAlways Connected PC です。 モバイル回線が安価で高速になるにつれ、 Always Connected PC by Mobileが主流になって行くでしょう。


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