間違いだらけのネットワーク作り(977)2017/7/22
「IoT向けクラウドサービス」

 7月7日の大阪での講演、11日の福岡での講演に続いて、昨日浜松町で今月3回目の講演をしました。 CIAJ(情報通信ネットワーク協議会)という通信ネットワーク機器・端末メーカーが主体の団体から依頼されたものです。 CIAJでの講演は2003年以来、14年ぶりでした。 2003年は東京ガスのIP電話について話しました。 今回は閉域モバイルからAIまで幅広い話をしました。

 皆さん、何度も笑って楽しく聞いていただけたと思います。 どの程度役に立ったかは分かりませんが、ふだん電話の仕事をしている人ばかりだったので、新鮮な話が多かったと思います。

 2時間、立ちっぱなしで講演しましたが、気持ちよく話せました。

 
「IoT向けクラウドサービス」
   

日経NETWORK7月号で「IoTのつながる仕組み」という特集を掲載しています。 LPWAはじめ通信についてはある程度知っていたのですが、クラウドについての解説が新鮮でした。



キーワードはサーバレスアーキテクチャーとエッジコンピューティングです。 上の図はAmazonのIoTサービスの概念図です。 Lambdaというのがサーバレスアーキテクチャーによるデータ処理サービスです。 IoTでは常時データが発生する訳ではないので仮想サーバを立ち上げたままにするのは料金がかさむし、サーバの状態監視も必要になる。 サーバレスアーキテクチャーではデータが来たときだけ必要な仮想サーバを立ち上げて処理が終わったら開放する。 課金は処理の回数や時間なので無駄がない。サーバの性能設計も、稼働監視も不要。

それにしてもAWSはIoTのデバイス制御等をするAWS IoTからAIまで、道具立てをそろえているのですね。 これらを使うことで大きな投資をせず、すばやく開発できるのはいかにもクラウドらしい。

エッジコンピューティングはIoTのデータをデバイスから直接クラウドに送らず、発生場所で前処理を行うことです。 遅延の少ないリアルタイム性が求められる業務に適するだけでなく、プライバシーに関わる情報にフィルタリングや加工を施して安全な形でクラウドに送る、といったメリットがあります。


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