間違いだらけのネットワーク作り(973)2017/6/17
「AIで膨大に必要なものとは?」

  14日水曜日にNEC本社多目的ホールで、ICTイノベーションセミナーを開催しました。 なつかしいお客様も来てくれて、楽しく講演できました。 アンケートを見ると詳細な説明に来て欲しいという要望も多く、さっそく何件かアポを取りました。


ICTイノベーションセミナーにて

  19日(月)にITproの新しいコラム、オフィスビルでの携帯電波対策が掲載されます。 意外に不足しがちな携帯の電波とその対策について、あまり知られていない実態を書いています。

   
「AIで膨大に必要なものとは?」
   

木曜日の午後と金曜日の午後、iEXPO KANSAIでセミナーの講師をする人を対象にプレゼンの個別指導をしました。 iEXPOの事務局から依頼されたものです。 iEXPOで使用するスライドを使って15分間プレゼンをしてもらい、 その後15分でスライドの作り方やプレゼンの改善点を指導しました。

 本番では40分のプレゼンを15分に短縮してやってもらったのですが、それでも聞いている私には勉強になりました。 特にAIとIoTが役に立ちました。 IoTをプレゼンした人は改善点など指摘する必要がないくらい完成度が高かったです。 AIは内容はいいのですが、スライドや説明の仕方に修正すべき点がかなりありました。

 その一つが、「AIでは時間とお金が膨大にかかる」ということをわずか15分の間に何回も言ったのですが、具体性がないので聞いている方は欲求不満になることです。

(私)「時間とお金がかかると何度も言ってたけど、具体的な数字を言わないと聞いている方はいったいどれだけかかるのか疑問がふくらんで欲求不満になりますよ。 たとえば、A社の事例では時間とお金はどれだけかかったんですか?」

(講師)「3か月かかって、金額は1500万円です。」

(私)「たったの3か月と1500万円ですか? それじゃあ膨大に時間とお金がかかるというのはウソになるじゃないですか。」

(講師)「別の事例の数字を言うようにします。」

(私)「AIの成功事例をいくつも並べていますが、失敗事例はないんですか。 200件くらいAIの案件を手がけたそうですが、そのうちAIが構築できるのは何%くらいですか?」

(講師)「○%くらいです。」

(私)「なぜ、そんなに低いのでしょう?」

(講師)「AIで解決すべき課題や達成すべき目的が不明確なのに、ただAIを入れたがるユーザーが多いからです。」

(私)「そこがポイントですね。 NECなら課題や目的の明確化からお手伝いして、AIの導入を成功に導けます、と言うことが言えるといいですね。」

さて、このやりとり、皆さんの役に立ちましたか?
*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたら掲示板かメールでお知らせください。 

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