間違いだらけのネットワーク作り(971)2017/6/3
「デジタルディスラプターとは?」

 昨日、久しぶりに高田馬場の芳林堂書店に寄りました。 経営者が変わってから平台はじめ棚が全然ダメになったのでめったに行かなくなったのですが、昨日は一番奥の棚で好みの本を2冊見つけて購入しました。

 1冊は森まゆみさんの「子規の音」、もう1冊は高橋順子さんの「夫・車谷長吉」 です。女流作家の本を買うこと自体珍しいのですが、子規と車谷長吉のファンなので眼に入ったのです。子規の評伝としては関口夏央さんの「子規最後の八年」が傑作で、ドナルドキーンさんの「正岡子規」、伊集院静さんの「ノボさん」も秀作です。 森さんの本はこれらの本とは違う感性で書かれています。 

  車谷長吉さんは1998年に「赤目四十八瀧心中未遂」で直木賞を受賞した作家で、暗いエネルギーが充満した私小説やエッセイを書いていました。 変人だけど愛すべき人だということがその文章から分かります。 高橋順子さんは詩人で、1993年49歳のときに、48歳の車谷さんと結婚しています。

  2冊とも、要所要所にその時の子規や車谷長吉の心情や状況が詠まれた俳句が引用されています。

   
「デジタルディスラプターとは?」
   

今週のIT関係の記事の中で目に留まったのはデジタルディスラプター(Digital Disprupter)という言葉です。 Dispruptの意味は崩壊させる。

「3年で破壊が起こりトップ企業の4割は淘汰される」、シスコが大胆予測

デジタル変革で既存のビジネスの枠組を破壊することをデジタルディスラプトと言うそうです。 代表例がアマゾンで流通、物流、メディア/エンターテイメントなどに広範なデジタルディスラプトを起こしています。 デジタルディスラプターに必要な3要素は価格の価値、経験の価値、プラットフォームの価値。

  ITビジネスがどんどんクラウドシフトしているのもディスラプトの一つですね。 日本のIT企業はIBMのコンピュータを猿まねすることから始まりました。 モノで勝負しているうちは何とかなりましたが、プラットフォームが競争のキーとなって太刀打ち出来なくなっているように見えます。 AWSやO365のディストリビューター、つまりは下請けになりつつあります。

 情けないですね。 ディスラプトされる前に自ら変革を起こさなきゃいけなかったのに、もはや手遅れという分野が多いように思います。


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