間違いだらけのネットワーク作り(964)2017/4/8
「第18回京都研究会エッセンス」

  今、京都にいる長男は今日が誕生日です。 LINEでお祝いメッセージを送ると木屋町通の桜の写真が返って来ました。 先週は桜がほとんど咲いてなかったのですが、今日は見ごろのようです。




「第18回京都研究会エッセンス」   

先週開催した第18回京都研究会のエッセンスを写真とポイントとなるスライドでご紹介します。 今回も有賀さんや稲田さんの話からいい刺激をもらいました。 次回の研究会は12月2日(土)お台場の日本科学未来館で行います。 それまでに京都研究会で学んだことを生かして、何か新しいことをやりたいものです。









私の講演ではモバイルシフト、クラウド、コミュニケーションAIの話をしました。 昨年の京都研究会の半月後に発生した熊本地震で、閉域モバイルを使ったスマホ内線を使っていただいている企業の熊本支社も大きな被害を受けました。 社員は自宅の被害が大きく、土曜日の未明に起きた本震の後、出社できたのは火曜日の午後からだったそうです。 出社できなくても、社員はスマホ内線が地震直後から使えて、社員同士や東京の本社との連絡が取れたそうです。 地震の2週間後にこの会社の方から電話があって、感謝されました。  提案の時には経済性と利便性の向上をうたったのですが、「安全性の向上」に役立つのだと教えられました。

クラウドは「所有から利用」というより、「設計からメニュー選択へ」が日本のIT部門にとっての本質だと思います。 高齢化と人材不足で設計や運用がオンプレでは出来なくなっているからです。

AIの世界には「Watoson疲れ」という言い方があります。 AIに教えても教えても、思ったような成果が得られない状況をいいます。 AI疲れにならないためには過剰な期待をせず、用途を限定することが肝要です。


 







有賀さんの講演で印象的だったのはクラウドについて私とはまったく別の側面を見ていることです。 有賀さんのスライドではクラウドと言わず、ユーティリティとなっていますが、これはクラウドのことです。 クラウドを使うことで「失敗コスト」が安くなった。 早く、安くトライできるのだから、いろんなことをやってみればいい、ということです。

「Techプラス一ひねり」も大事な考え方だと思いました。 ネットワークなどはその典型で、レイヤの上へ上へと仕事の範囲を伸ばしていかないと将来はありません。 Amazonはテクノロジーだけの会社ではなく、ひねりを加えつつ、貪欲にサイバーの世界に加えてリアルの世界も変革していることがよく分かりました。 サイバー中心で勝負しているGoogleとは対照的です。










 稲田さんはデザイン思考について教えてくれました。 ちょっと飲み込み難かったです。 デザイン思考の定義を書いたスライドに「デザイナーの感性や手法」を使うとあるのですが、具体的にどんなところがデザイナーの感性で手法なのか、分かりませんでした。

それでも話を聞いた翌々日の月曜日に、ある企業の方にデザイン思考を知っていますか、と 知ったかで話すと、「うちは昨年からデザイン思考祭りをやっています。 iPodがデザイン思考で作られたことを知っていますか?」「いいえ、知りませんでした。 デザイン思考って定義がよく分からないんですが、どういうことですか?」(一瞬考えて)「徹底的にユーザーの立場に立って、そのエクスペリエンスを磨き上げることです」「ああ、そいうことですか」

知っている人に対して知ったかをすると、ちょっと恥ずかしいですが、教えてもらうことが出来ます。 知らない人に知ったかをすると感心してもらえます。 いずれにしても、知ったかをすべきなのです。

稲田さんの講演の要約からはずれた話になりました。 事例として紹介された中ではフィリピンで銀行から融資を受けられない低所得者にタクシー用の車両を貸すビジネスが面白かったです。 真面目に仕事をしているかIoTで稼働状況を監視し、与信情報の代わりにしているのです。


私の講演のイントロで日本の60代は35%しかスマホを持っていないが、中国の60代は97%がスマホであることをクイズとして紹介しました。 中国人の方が明らかに日本人より活性化しています。 いい面も、悪い面でも元気がある。 自分が活性化しているかどうか、たまに振り返ってみるといいかも知れません。 私は楽しそうに話している自分の写真を見て、活性化してるなあと思いました。 情報化研究会に参加している方は皆さん、そうだと思います。 下の写真をご覧あれ。





  
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