間違いだらけのネットワーク作り(959)2017/2/25
「SD-WANの記事読み比べ」

   先週は所用で帰省したため、このコラムを休載しました。 ふだん自宅で料理をすることはないのですが、実家では必要に迫られて作りました。 すき焼きなら簡単、とスーパーに出かけスマホですき焼きのレシピを検索。 牛肉、ネギや椎茸、焼き豆腐など材料を購入。 2人で食べるので少量でいいのですが、野菜は小さくカットしたものがありますが、焼き豆腐は大きいものしかありませんでした。

  台所に立って調理開始。 椎茸は柄の根っこの部分はきれいじゃないので切り落としましたが、大部分は残しました。 まあ、なんとか出来上がって食べ始めたのですが、椎茸の柄というのは固くて食べるもんじゃないんですね。 たしかに、自宅で嫁さんが作る料理では椎茸は笠の部分だけだと思い出しました。 ものごとはやってみて初めて分かることがあるもんだと改めて思いました。

  
「SD-WANの記事読み比べ」
     今週月曜日にITproの新しいコラム、「SD-WANが本領を発揮すべきは企業ネットの『多目的化』」が掲載されました。 日経コミュニケーション2月号からの転載です。 また、日経NETWORK2月号には「SD-WANサービス徹底解剖」という特集が掲載され、テレコミュニケーション2月号には「クラウド化する企業ネットワークの新作法」という特集があり、SD-WANについてわずか4ページですが、書かれていました。

  日経NETWORKの記事については先日このページでコメントしましたが、SD-WANのメリットを5つにまとめており、仕組みの説明をしています。回線コスト削減のメリットは小さいということをグラフで示しているのは好感が持てます。 後半はベンダー6社のSD-WANの特徴をまとめており、特定のベンダーに肩入れしない書き方をしています。

  テレコミュニケーションは表題の付け方がうまいですね。 私はこの雑誌を定期購読していません。 この表題に惹かれて、2月号だけをネットで買いました。 内容は表題の魅力ほどありませんでした。 特定のベンダーについて書いた部分が多すぎる。 あっちにも、こっちにもIIJのことが書いてある。 この記事に限らず雑誌全体がベンダーの宣伝情報の集まり、という感じがします。

私のコラムではViptela、NEC、NTTコミュニケーションズの3社のSD-WANを取り上げています。 3社ともインターネット回線+キャリア回線での帯域幅増強、コスト削減を目的の第一に挙げているのですが、そんなことは昔から既存技術で実現できているし、コスト削減の余地も少ない。 SD-WANが本当に価値を発揮するのは一つの物理ネットワークを多目的に使うときだ、ということを述べています。

テキストとして優れているのは日経NETWORKの記事、目的指向でSD-WANの利用を検討している企業にとって価値があるのは私のコラム、と総括しておきます。

  
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