間違いだらけのネットワーク作り(935)2016/08/20
記事評「ISDN終了」

   リオでの日本勢の活躍はすばらしいですね。 少子高齢化などと言うけれど、日本はまだまだ大丈夫、と希望を持たせてくれる成績です。 今朝終わった男子400メートルリレーはオリンピックの終盤を飾るにふさわしいレースでした。 これまで肝心な時にいい結果が出せなかった桐生君が活躍出来てよかった。 この競技で日本が銀メダルを取れるなんて、10年前は考えられないことでした。

    そういえば今大会は初めてメダルを取った種目が多かったですね。 本当に日本全体を盛り上げてくれた選手の皆さんには感謝です。

 8月22日(月)にITproの新しいコラム、 「企業が使える『格安スマホ』を選ぶ」が掲載されます。 あるIT企業で行った講演の様子も書いています。 ぜひ、お読みください。

     記事評「ISDN終了」

  日経NETWORK8月号に「ISDN終了カウントダウン」という特集が掲載されました。 1988年にサービス開始されたISDNは2001年にピークの1032万回線になり、その後減少を続けていますが現在でも約300万回線使われているそうです。 ラジオ放送のようにISDNが必須回線になっている用途もあります。 EDI(なつかしい!)でもJCA手順や全銀手順でいまだにISDNが使われているとのこと。

  このISDN、2025年には電話網のIP網への移行でサービスが終了します。 それに先立つ2020年にはデータ通信サービスが終わります。 サービス終了後、ISDNの代替えとして何を使うかが特集のメインテーマになっています。 帯域保証の必要な用途はフレッツ光のデータコネクト、バックアップ用途はモバイル回線が有望、というふつうの答です。

  私は10年ほど前からISDNは1本も使ってないので関心はありません。 実はこの特集、雑誌が出るのとほぼ同時にWeb(ITpro)で要点が紹介されました。 かなり読まれたようでアクセスランキングのトップになっていました。 たぶん、読んだ人にとって実用的だから読むのではなく、ノスタルジーの対象になったのではないかと思います。 私がそうですから。

  夏という季節はノスタルジーにひたるにもいい季節です。 ISDNは1988年4月にサービス開始されたのですが、当時私はNTTデータ通信本部の関西支社にいました。 サービス開始されたまさにその月に大阪ターミナルホテル(現在はグランビア大阪)でセミナーを開催しました。 その表紙がこの写真です。 ISDNとOSIがテーマでした。



この時、私はネットワークの仕事を始めて2年目で、セミナーの企画や講師の選定はしましたが、自分では講演しませんでした。 講師は3人で、情報化研究会を一緒にしていた郵政省の稲田修一さん(現在はTTC事務局長、東大特任教授)にメインの講演をお願いしました。 これがその表題です。 当時も通信技術標準化の仕事をされていましたが、約30年たってTTCで標準化の仕事に戻ったのですね。



ISDNに限らず、光ファイバーも含めて有線メインの時代は終わりました。 これからはモバイルのカバーする範囲がどんどん広がって行くでしょう。 私は当分、「モバイル化」を仕事のテーマにするつもりです。

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