間違いだらけのネットワーク作り(922)2016/04/23
「VAIO Phone Biz発売」

   先週日曜日に新聞の書評欄で紹介されていた「これからのエリック・ホッファーのために」荒木優太著(東京書籍、1500円税別)が面白そうだったので、Amazonで購入しました。 大学に属さず、在野で大きな成果を挙げた研究者15人の生きざまを描いたノンフィクションです。

 帯にあるキャッチフレーズが著者の言いたいことを象徴しています。
「勉強なんか勝手にやれ。 やって、やって、やりまくれ!」

  著者自身、在野研究者で専門は有島武郎だそうです。 若干29才で、清掃等のアルバイトをしながら批評、研究活動をしています。 こんな立派な本を出版してもらえるのだから、才能があるのでしょう。 そのうち大学の人になっているかも知れません。 それにしても、地位も権威も欲しがらず、勉強したいから勉強する、という在野研究者はどの人も個性があって面白いです。

 25日(月)に新しいコラム、 VAIO Phone Biz に見るスマホの「パソコン化」が掲載されます。 京都研究会の模様も書いています。

「VAIO Phone Biz発売」

 4月22日にVAIO Phone Biz(以下、VPB)が発売されました。 上記のコラムにも書いているとおり、Continuumという機能でキーボード、マウス、ディスプレイが接続でき、パソコン代わりに使えるのが特徴です。 ドコモが法人用端末として扱うのですが、これに関するドコモのインタビュー記事がありました。

ドコモがVAIO Phone Bizを扱い、でもドコモショップでは売らないワケ

この記事を読むとドコモがVPBを扱う狙いが分かります。 やはり、Continuumへの期待は大きいようです。 インタビューの中で企業のニーズに関して何度も、「多いわけではないが」という文句が使われるのが印象的です。 コンシューマーに受け入れられるものではないと見ているのでドコモの品名はつけずVAIOの製品として扱い、ドコモショップでの販売もなし。

  なんか、腰が引けている、という感じがします。 スマホ市場をVPBで変えてやろう、くらいの元気があればいいのですが、「売れたら売る」、様子見的雰囲気が情けない。 日本のモバイル業界のリーダーなのだから、もうちょっと「らしい」コメントをすればいいのに、というのが感想です。

 私はVPBが成功して、iPhone一辺倒の法人スマホ市場が変わることを期待しています。

  
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