間違いだらけのネットワーク作り(921)2016/04/16
「災害時の通信確保」

 

 九州が地震で大変なことになっています。 14日21時26分に熊本で震度7の地震があり、余震は多いものの収まっていくだろうと思っていました。 ところが、今朝起きてみると未明に本震と思われる地震とそれに続く大きな余震が次々と起こり、その範囲は大分まで広がっていました。

  地震が一刻でも早く沈静化することと、突然の大きな災害に見舞われた九州の人たちの安全を祈ります。

「災害時の通信確保」

 九州の地震に関する報道を見ているとドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯電話が不通だったり、つながり難いエリアがかなりあるようです。 固定電話の状況は報道されていませんが、東日本震災時の東京でも使えせんでしたから、かなりつながり難くなっているのではと思われます。

企業のネットワークにも影響が出ています。 私が運用しているネットワークの拠点は全国に約2300ありますが、九州にもかなりの数があります。 監視センターで常時疎通監視しているのですが、16日午前で不通となっているところが数か所あります。 原因は回線断ではなく、ほとんどが停電のようです。 ただ、全体でみると大部分の拠点の通信は生きており、電話と比較してデータ網は強いことが改めて分かりました。

  固定電話や携帯電話が使えなくてもデータ網が生きていればメールやIM、LINE等の通話アプリは利用できます。 電話をIPで内線化している拠点では内線電話も使えます。 災害時の通信確保においてデータ網は頼りになります。

九州内の拠点にはホットスポットサービスを提供しているところもあります。 通常時はサービスを契約している方しか利用できないのですが、今朝から誰でも使えるSSIDを順次開放しています。

 これは無線LANビジネス推進連絡会が大規模災害発生時に各社の公衆無線LANサービスを被災地域の方々に通信手段の一つとして提供することを申し合わせたものです。 統一されたSSID「00000JAPAN」をスマホ等で選択すると、誰でも認証なしで利用できます。 多少なりとも被災地の方の役に立てばいいがと願っています。


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