間違いだらけのネットワーク作り(900)2015/11/07
「コーデックの進化」

   最近、書籍が高くなったなあと感じます。 私の場合、本を買う時に高いと感じるボーダーラインは2000円です。 手に取った本が1500円程度なら気軽に買うのですが、2000円を超えると「そこまでの値打ちがあるのだろうか」と思うのです。

特に雑誌などに書かれた短いエッセイのたぐいを集めて1冊にしただけのような本が2000円を超えているとあきれてしまいます。誰が買うのだろうと。

今週買った本はハードカバー、277ページで3800円(税抜き)でした。高いのですが、表題と冒頭分を読むとその価値はありそうだと思ったのです。 間違ってはいませんでした。 それにしても、書籍はすっかり贅沢品になりました。

   11月21日の研究会まで2週間になりました。 申し込みは20日まで受け付けます。

  「コーデックの進化」

 21日の研究会に向けて色々と勉強したり、考えたりしています。 その一つのテーマがコーデックです。 大昔のTDM(時分割多重化装置)の時代にはPCMとか、AD-PCMと言った呼称のコーデックがあり、64Kとか32Kで音声を圧縮していました。 IP時代になってから企業ネットワークではG.711とG.729が主流です。

  この数年、スマートフォンの普及とモバイルのブロードバンド化が進み、それと歩調を合わせるようにコーデックも進化し、多様化しています。 非ブロードバンド時代には必要帯域を少なくするために8Kb/sのG.729が広く使われました。 しかし、最新のコーデックは60Kとか80Kといった高レートを使い、高品質な音声を実現しています。

最先端のコーデックはOpusだそうです。 Skypeが使っていた高品質コーデックとして有名なSILKを起源にIETFが標準化したものです。 Wikipediaで"Opus"を検索すると詳しい解説が出て来るのですが、分からない言葉の連続です。 そこに現在人気のあるコーデックの比較図が掲載されていました。



図中のAMR-WBというのはVoLTEで使われているコーデックです。それにしても多様ですね。 これらを用途や使われるネットワークの特性に合わせて最適に使いこなすのがソフトフォン設計のポイントになるのでしょう。

 そういったコーデックの奥の深い話を含め、11月21日の研究会でageetの岡崎さんに話していただこうと思っています。

*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたら掲示板かメールでお知らせください。 

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