間違いだらけのネットワーク作り(889)2015/08/22」
「情報通信白書、通信自由化30年特集」

   今年の夏休みは5年に一度の高校のクラス会に出席するため、帰省しました。 同窓会には19人が出席。 卒業からちょうど40年の節目の会です。 参加できなかった人も含めて、全員が元気であることが何よりでした。 

 9日間の休みを終えて、月曜日から出社。 プロジェクトのメンバーと当面のスケジュールや課題を確認。 移行中のネットワーク、10月から始める200拠点のネットワーク移行等について打ち合わせると、すっかり夏休みモードから仕事モードに切り替わりました。

 火曜日には120分、木曜日には90分の講演をしました。 これも快調にこなすことが出来て、休み明けのスタートは上々でした。

  24日(月)にITproの新しいコラム、「5歳」になったiPadのこれからが掲載されます。 7月の研究会旅行の様子も写真で紹介しています。

「情報通信白書、通信自由化30年特集」

 ちょっと古い話ですが、7月28日に総務省が27年度の情報通信白書を公表しました。

 今年の白書の特徴は通信自由化30年の特集があることです。 ICTの歴史やトレンドが分かりやすくまとめられています。 そのうち2つのページを取り上げます。

 

この図は30年間を10年づつに区切って、それぞれの期間に特徴を表す名前をつけています。 主要なイベントが書かれているのもいいですね。 ただ、この図にはキーワードが抜け落ちています。 それは「パソコン」です。 95年からの10年間はインターネットと携帯の時代になっていますが、この時期にインターネットの急拡大を可能にしたのは1995年に発売されたWindows95を契機にパソコンが廉価になり普及が一気に進んだこと、Win95にインターネット接続機能が備わっていたことが大きな要因です。 時代の名前からパソコンを落とすべきではないし、主要イベントにWindows95の発売は載せるべきです。

   

  ちょっと驚いたのがこの図です。 キャリアの売上が28年間で4倍に増えている。 モバイル契約数の急拡大とインターネットのおかげですね。 ユーザー数と利用量が劇的に増えた結果です。 私は1979年に電電公社(現NTT)に入社したのですが、このグラフを見てその選択は正解だったと思いました。 バブル崩壊もリーマンショックもほとんど影響を受けず、右肩上がりの成長を続けている業種は他にないのではないでしょうか。

   通信サービスを提供するキャリアが我が世の春を謳歌しているのに対して、サービスを提供する事業者に通信機器等のモノを売るベンダーは売上が伸び悩んでいます。 白書の他の図表を見ても明らかですが、モノ売りにこだわっていては儲からないということです。

   モノ売り指向でやって来たベンダーにとって、サービス指向への転換をいかに素早くするかが大きな課題です。

   私はネットワーク自体をサービスとして提供するということは10年以上前からやっているのですが、それだけではダメだと痛感しています。

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