間違いだらけのネットワーク作り(860)2015/01/03
「2015年の企業ネットワーク」

   明けまして、おめでとうございます。 今年がネットワークに携わるすべての人にとって、幸多い年となることを祈ります。

30日から2日まで、長男と次男夫婦がうちに帰って来て、にぎやかな正月でした。 三男は公用旅券でインドネシアに行っているので、帰省できませんでした。 公用旅券は一往復分なので、途中で帰国できないのです。 現地で友人3人と旅行するとのこと。

  昨日、子供たちは自宅に帰り、嫁さんは3日に開かれる中学の同窓会に出席するため、田舎へ帰り、今日からしばらく単身生活です。 おかげで、このページを書くのがちょうどいいヒマつぶしになっています。

「2015年の企業ネットワーク」

  2015年は1985年に通信が自由化されて30年の節目の年です。 30年前、独占企業であったNTTは時価総額でソフトバンクに続いて、KDDIにまで負けてしまうという、30年目の節目にふさわしい情けない状況になっています。 直接の原因はNTTドコモが料金政策の失敗で自爆したことです。 今年、NTTがどう巻き返すのか、それとも凋落が続くのか、注目しています。

   企業ネットワークは何をどうすべきなのでしょう。 ちょうど今、1月16日の新春フォーラムで講演する「『格安SIM』を120%活かす次世代企業ネットワーク」のスライドを作っているところなのですが、これがいつも最初に映写している「企業ネットワークの動向」です。


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 「設計ポリシー転換時代の企業ネットワーク」というのがキーワードです。 いろんな意味で、企業ネットワークは変化とか、革新というよりもっと大胆な変化が求められる「転換期」にいます。 旧来の常識にとらわれたり、組織保存・仕事保存の法則に縛られて転換を図らないと企業は大きな機会損失をこうむることになります。

 脱・Ciscoはまったく普通のことになりました。 これからもブランドにとらわれないネットワーク機器の選択が進むでしょう。 特に、M2Mでは企業向けのルーターで実績がほとんどないメーカーがどんどん進出しています。

  脱・専用線は企業が最も簡単にWANコスト削減を図る方法です。 10年前に比べて格段に品質が良くなったフレッツと、格安SIMでますます使いやすくなったLTEを大胆に取り入れることで大きな経済効果が得られるようになりました。

  脱・Windowsはマイクロソフト自身が環境を整えました。 昨年11月のOfficeアプリのiOS、Androidへの開放がそれです。 スマートフォンは個人が使うコンピュータであり、ライフスタイルに大きな変化をもたらしました。 これからは企業でスマホやタブレットを生かしたコンピュータ利用の革新が進むでしょう。

  再ブームになっているホットスポット、格安SIMとSIMフリースマートフォンを使ったユニファイド・コミュニケーションも注目すべきテーマです。 企業はどんな観点で格安SIMやSIMフリースマホを選択すべきか、それを使うとUCにどんなメリットをもたらすのか、1月16日のフォーラムでお話したいと思います。

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