間違いだらけのネットワーク作り(857)2014/12/13
「2014年ネットワークの3大ニュース」

   昨夜は情報化研究会の当初からのメンバーで、東大特任教授の稲田さんの還暦祝いの会を銀座で持ちました。 稲田さんがブルゴーニュの2005年と2010年のおいしいワインを持参してくれました。 最初に飲んだ2010年のワインは香りが高く、まろやかな味。 2本目の2005年のワインは深くて強い味わいでした。 情報化研究会の昔ばなしや、これからの話などあちこちに話題が飛んで楽しく過ごしました。





ちょっと気が早いですが、来年の京都研究会は4月4日(土)に開催します。 桜の時期なので、今からホテルを予約しないと取れません。 私は8000円程度の部屋を5部屋押えました。 東京から参加する方は早めに予約してください。 

「2014年ネットワークの3大ニュース」

    今年も残すところ2週間あまり。 ネットワークの世界で3大ニュースは何だったろうか、と振り返りました。

1.格安SIM

まずは格安SIMとSIMフリースマートフォンです。 イオンが4月に格安スマホを販売して一気に話題になりました。 IIJやBiglobeの月額900円からのSIMはデータ通信容量を多く必要としないユーザーに広く受け入れられました。

来年は格安SIM、SIMフリースマートフォンが企業に浸透するでしょう。 私も積極的に提案して行きたいと思っています。

2.ドコモの自爆

本当はこれを1番にしたかったのですが、ちょっと気を使って2番にしました。 ドコモは6月に新しい料金プランを開始。 電話がどこへかけても定額2700円でかけ放題。 月額5万円使っていた長距離トラックの運転手は料金が2700円になって、大喜び。 ほとんど電話を使わないライトユーザーは従量制のある他社に浮気をしたくなりました。 高額利用者からの収入は激減、少額利用者は他社へ流出。 どちらにしても、売上・利益の減少にしか作用しません。

こんな小学生でも分かるような失策をなぜ、ドコモがしたのか理解できません。 結果、上期の営業利益は20%以上減。 これをカバーするため、コストカットを徹底するという。 間違ったら、直せばいいと思うのですが、コスト削減で補うという発想がまた理解できません。

コストカットでサービス開発や基地局の拡充がおろそかになれば、競争力が低下して売上低下、さらなるコストカットと、悪循環に陥る可能性があります。

昨年夏の2トップ戦略の失敗、iPhone販売開始の期待はずれな結果、とドコモは失策続きですが、今回の料金政策の失敗は競争に負けたわけでもなんでもなく、文字通りの「自爆」です。 来年こそ、起死回生の一手を期待します。

3.Microsoft Officeの開放

マイクロソフトが11月にWORD、Excel、PowerpointをiOSやAndroidでも使えるように開放しました。 しかも、個人が使う場合は無料です。 このインパクトは大きいですね。 iPadやAndroidタブレットの価値が上がりました。  企業におけるタブレット、スマートフォン活用の用途がさらに多様化し、ユーザー層が拡大するでしょう。

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