間違いだらけのネットワーク作り(834)2014/06/07
「iPadのテザリングは必要か?」

 
梅雨に入ったとたん、大降りの雨が降り続いています。 やはり青空が見えているのと雨続きではずいぶん気分が違いますね。  最近面白い 本にめぐりあえておらず、例えば3週間ほど前に新聞の書評欄で紹介されていた「イベリコ豚を買いに」というノンフィクションが好みに合っていそうなので 買ったのですが、はずれ。  人間ドックの後に買った本は大はずれで、途中で放り出しました。  やっと3日前に買った関川夏央さんの「文学は、たとえば こう読む−「解説」する文学U」があたり。 関川さんはお気に入りの作家の一人で、最初に読んだのは「子規、最後の八年」でした。 その後、この人の書い たノンフィクションとエッセイを続けて読んでいます。  はずれたのは「東と西  横光利一の旅愁」、1冊だけです。 この本はドラマで言えば、このクー ルの大外れ、「MOZU」のようなもので、テンポがめちゃくちゃ遅くて、内容は大したことがない。

 「解説する文学」はTも読んだのですが、作家の作品と人物を解説したものです。 作品を読んだことのない作家でも、ユニークな個性や作品の特徴が独特の 視点と、軽快な文章で書かれていて楽しめます。 たとえば、明治30年代に活躍した国木田独歩。  結核のため38歳で早世したのですが、小説家として多 くの短編を残し、出版社を興して雑誌をいくつも創刊しました。 事業として成功はしませんでしたが、文学だけでなく実務の才能もあったようです。 おかし いのは女 性にも積極的というか見境がなく、3人の女性との間で7人の子をもうけています。 奥さんとの間で5人の子を作っている最中に、奥さんの実家の隣の女性と の間にも1人、子供を持っています。 この他、石川啄木の描き方も秀逸です。

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「iPadのテザリングは必要か?」

 
ドコモがiPadを販売することになって、iPadユーザーが次はドコモにしようか、などと興味を示しています。 衰えたとは言え、ドコ モのブランド力はまだあるのですね。 私はこれまでWiFiタイプのiPadをお客様に提供して来たのですが、さて、ドコモのiPadにどう対抗すればい いものかと考えています。  ドコモのiPadを売ることが出来れば何の問題もないのですが、そんなことが出来るかどうか、まだ分かりません。

 一番簡単な対抗はSIMフリーのiPad+格安SIMです。 SIMフリーのiPadはわりと簡単に手に入ります。  法人対応、つまりまとまった数へ の対応もしてくれる業者があります。 情報化研究会の会員でモバイルマニアのAさんはIIJの格安SIMをSIMフリーiPadに挿入して使っています。   Aさんによると、SIMフリーiPadにMVNOのSIMを入れて使う場合、テザリングが出来なくなったそうです。

SIMフリー版iPadでIIJmio SIMをご利用の皆様へ(テザリングが使えなくなりました)

 キャリア提供のiPadだけテザリングを許し、SIMフリー版は使 わせない、というアップルの差別は何が目的なのでしょう。 キャリアから売らせることのメリット、アップルへの見返りがあるのでしょうか。 いずれにして も、ドコモのiPadに格安SIM+SIMフリーiPadで対抗するときに、テザリングが使えないのは弱点にはなります。

 しかし、そもそもiPadのテザリングにどれほどの必要性があるのだろう、と考えると、さほど気にすることはないようです。 私の当面のターゲットであ る企業はiPad以外にネット接続するデバイスを持ち歩かないので、テザリングが必要ありません。 一般的に考えても、iPadを使うモバイルワーカーの 持ち物はフィーチャーフォン+iPad、スマートフォン+iPadのいずれかが多く、iPadとパソコンの両方を持ち歩く人は稀だと思います。 テザリン グが必要なデバイスがない以上、iPadのテザリングは不要です。 

 さて、格安SIM+SIMフリーiPadをいくらで提案できるか、が次の問題です。 企業のiPadユーザーの多くは月間データ転送量が7GBを大きく 下回ります。  大手キャリアのサービスより格安SIMの方がコスパが良くなるはずです。


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