間違いだらけのネットワーク作り(831)2014/05/17
「ギガビットの使い道」

 
今週木曜日、NEC販売店セミナーで講演しました。  前日、札幌へ日帰り出張したばかりで少々疲れていたのですが、気持ち良く75分間 話すことが出来ました。  講演の枕をどうしようか、会場に向かう電車の中で考えていたのですが、自分の仕事の内容(営業、開発、運用、すべてやるが営業 重視)を紹介したあと、「営業で一番大事なのは何だと思いますか?」という質問から始めました。  答は「勢い」です。  お客様というのはいきおいのあ る営業マンや、いきおいのある会社が好きなのであり、提案の内容以前に「いきおい」を感じてもらえないと上手く行かない、という話をしました。 大相撲の 遠藤があそこまで人気があるのは、伸び盛りでいきおいがあるからです。 そこからどうやって本論に導入したかは、ここには書きません。

        

ICTイノベーションセミナー 2014 〜大転 換時代の企業ネットワーク、今、手を打つべきポイントは何か〜  
 
「ギガビットの使い道」

 
最近読んだネットワーク関係の記事で印象に残ったのが日経新聞電子版に小池良次さんが書いた「米で到来、ギガビット通信時代  日本の「光」に影 」です。 ネット放送の普及にともない、米国では超高速光サービス時代が始まっているそうです。 グーグルが2012年にカンザスシティで1ギガのサービ ス、「グーグル・ファイバー」を始め、今年に入ってからそれを34都市に広げることを検討しています。 対抗するAT&Tは4月21日に最大25都市圏で 光ブロードバンドサービス、ギガパワーを始めると宣言しました。

 ギガレベルのサービスはグーグルとAT&Tに限ったことではなく、CATVもギガビットサービスの準備を進めています。 その背景は通信と放送の相互乗 り入れが認められている米国ではネットフリックスやフールーといったネット放送が急速に拡大していることです。 ネットフリックスやユーチューブは既に 4Kの高精細映像をサポートし、それがギガビット競争に拍車をかけています。 今や米国の家庭では家族それぞれが、TV、タブレット、パソコンなどで自分 の好きな番組やゲームを楽しむのが一般化しつつあるのだそうです。 

 対して、通信と放送の乗り入れが認められていない日本では、せっかくのブロードバンドも「車のいない高速道路」のような状態になっている。 「車のいな い高速道路」という表現が秀逸です。 そのブロードバンドも100Mでは自慢できなくなりました。

 そして、今週、こんなニュースがありました。 
NTT東 がフレッツ光に1Gbpsのメニューを追加へ、小型ONUも開発中

 ギガビットになるのはいいですけど、車がない状態では意味がないで すね。 スマホのオフロードにでも使うのでしょうか? そのスマホも来年には1ギガのサービスが始まる見込みです。 有線も無線もギガが当たり前になるの です。 東芝が開発中の次世代メモリが出来るとスマホには4Kの動画が50時間分保存できるそうです。 もっとも、スマホの小さいディスプイで4Kの値打 ちがあるのか、という気もしますが、ネットワークもデバイスもギガを使える準備が整って来ました。

 さて、コンシューマーの世界のことはともかく、企業ネットでギガをどう活用すればいいのでしょう。 何か、すごい変化が起こせそうな気がします。


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