間違いだらけのネットワーク作り(817)2014/01/25
「VoLTEと通話料定額」

 今日は朝から出かけるため、「朝飯前」でこのコラムを書こうとしています。 今、8時10分。  9時までにこれを書いて、週刊情報通信 ニュース・インデックスを作って、研究会の方にメルマガを飛ばすところまでやりたいのですが、さて、間に合うでしょうか。  間に合わなければ、打ち切る のです。

VoLTEと通話料定額

 
24日にソフトバンクがスマホ向けの通話料定額プランを発表しました。 4月21日からサービス開始。

”料金プランには「Sパック」「Mパック」「Lパック」の3種類がある。 Sパックは、月額5980円(税別、以下同)で国内の音声通話が3分以内/月 50回、パケット通信が2GBまで。Mパックは、月額6980円で音声通話が5分以内/月1000回まで、パケット通信は7GBまで。Lパックは、月額 9980円で音声通話の制限がMパックと同じでパケット通信は15GBまで。このほか、月額980円の基本料とインターネット接続料の300円がかかる。
 従来のデータ定額プランは、月額5200円(2年契約時)で音声通話は20円/30秒の従量制、パケット通信が7GBまでだった。”

 ちなみに、規定の時間や通話回数を超えると30円/30秒の超過料金がかかります。  

 通話の多い利用者にとって割高だった従量制料金を改めるのと、LINE等の無料電話に対抗するのが狙いのようです。 そして、背景にあるのは VoLTE。 現在のLTEは通話には使えずデータ通信専用で、通話は3Gで行っています。  VoLTEはLTE上でIP電話を実現する技術です。   VoLTEを使えば携帯キャリアはLTE網と3G網の2つの網を持つ必要がなくなり、音声サービスのコスト削減が図れます。 

 ソフトバンクはVoLTEの導入時期を公表していませんが、ドコモやKDDIは2014年度にもそれを使ったサービスを始めるようです。 特にKDDI は3Gで使っている技術がcdma2000という世界的にマイナーな技術で、通話中にデータ通信が出来ないという制約があるだけでなく、メーカーのスマホ 開発においてcdma2000の優先順位が低い、といった不利があります。 そのため、データ・音声ともLTEに1本化したいという動機が強いのです。

 いずれにしても、ユーザーはVoLTEによって通話料の低減と、端末価格もLTEモジュールだけで済むようになれば安くなることが期待できます。 もっ ともLTEだけで済むようになるのはかなり先でしょう。

 
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