間違いだらけのネットワーク作り(803)2013/10/05
「BYODは不人気」

 
10月3日くらいから、金木犀のいい香りがするようになりました。 たぶん、毎年ここに書いているのですが、金木犀がにおうと田舎の祭り が近い、と思うのです。 江戸時代から続くかなりにぎやかな祭りで、地区ごとにだんじりと呼ばれる屋台を持っています。 岸和田のだんじりとは名前が同じ でも外観はまったく違い、屋根のついた3層構造で優美です。  中に人が入ってかつぐのですが、600キロもあるのでふだんは車輪のついた台に乗せて引い ています。  祭りの始まりは宮出しといい、氏神様を神輿に載せて神社から出します。 終わりが宮入です。 宮出しされた神輿は町内を巡り、だんじりもま わります。  宮入がクライマックスで、神社のある森の広場にだんじりが集まり、かき比べをするのです。 残念ながら、この10年、祭りを見ていません。  

 11月14、15日にNECの展示会、iEXPOが有楽町国際フォーラムで開催されます。 約100本のプログラムが用意されています。 私は例年どお り2回講演します。 ぜひ、ご参加ください。 なお、11月23日の研究会の内容とは重複しません。

iEXPOトップ
http://jpn.nec.com/uf-iexpo/

セミナープログラム
http://jpn.nec.com/uf-iexpo/schedule_sem_nec.html

私の講演のセミナー番号は4−Gと4−Nです。
テーマは「国産主義、LTE、スマートデバイスで実現する企業ネットのコスト削減&価値創出」
Webから申し込む際に案内番号MA000を入力してください。
 
「BYODは不人気」

 日経コミュニケーション10月号に恒例の企業ネットワーク実態調査が特集されています。 なかなか興味深いデータがあります。 大見出しの一部を紹介す ると、「法人携帯(音声)はNTTドコモの独壇場 企業はエリアの広さを重視」、「実績で他を圧倒するシスコ PBXはNECが一頭地を抜く」。  ルー タやスイッチで強いシスコがPBXシェアでは1.6%とまったく存在感がないのが気持ちいいですね。 NECは29.5%です。 アンケート対象は上場企 業3200社、回答社数は672社。

 これまでの実態調査にはなかった、サービス等に企業がどれだけ支出しているか、という金額があるのが面白いです。 たとえば、タブレット端末の平均購入 価格3万6944円、BYODの1台あたりの費用663円/月、などです。

 私が注目したのはBYOD。 大見出しは「許可済み企業は前年から微増 検討中企業はコストを高めに想定」です。 私が見出しをつけるとしたら、 「BYODはまったく不人気 情報漏洩の恐れが最大のネック」となります。  BYODを許可している企業はわずか10.7%。  許可している企業のう ち一部社員のみに許可しているのが7割です。 許可しない予定の企業が57.6%。  さらに、BYODを許可した企業の8割が会社支給端末を併用してお り、BYODオンリーの企業は2割にとどまっているとのこと。

 BYODを採用しない理由として情報漏洩の恐れが8割近くあります。 しかし、私の感覚ではBYODで期待される経済効果や利便性の向上に対して、 MDMやMAMの整備、運用の手間が大きくメリットがあるかどうか分からない、ということではないかと思います。 

 ところで、BYODの反対、会社支給の端末を私的に利用するのは何と呼ぶのでしょう。 逆BYODでは芸がないですが、BCD、 BringCompany’sDeviceとでも呼ぶのでしょうか。 がっちりセキュリティ対策をした端末を会社が支給し、「月1000円払ったら、私的 に使っていいよ」とすると、喜ぶ社員は多いかも知れません。 


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 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp


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