間違いだらけのネットワーク作り(797)2013/08/24
「ドコモの3トップ戦略?」

 
水曜日の夜、駅から自宅へ歩いていて今年初めて秋の虫が鳴いているのを聴きました。  これを聴くと秋が近づているな、と感じます。   まだまだ残暑は厳しいのですが、季節は確実に進んでいるのですね。  歩いているうちに一句浮かびました。  「鈴の音(ね)や  居場所は知 らず  秋の虫」

 26日(月)にITproの新しいコラム、「タブ レット用リモートデスクトップの『意外な』効果」が掲載されます。 先日の研究会旅行で訪れた小泉八雲記念館のことを800字ほど書いています。

「ドコモの3トップ戦略?」

 
ドコモの携帯市場での戦いぶりを見ていると、日露戦争の203高地の攻防を連想します。 石頭な乃木将軍とその参謀が、効果のない戦力の 逐次投入という愚策を続け大きな犠牲を生んでしまいました。  2年前にiPhoneという武器を手に入れただけで業績を大きく伸ばし、今もMNPで勝ち 続けるKDDI。  一方、ドコモは4−6月期の営業利益でソフトバンクを大きく下回り、時価総額も今年はじめにソフトバンクに抜かれたままです。 株主 が大きな犠牲を払っているということです。 203高地では児玉源太郎が一 時 的に指揮権を乃木将軍からうばい、戦略を転換して勝利しました。 ドコモはどうなるのでしょう。

最近、眼についた記事。

サムス ン、日本で屈辱…ドコモ「スリートップ」から脱落か=韓国
「ドコモは夏商戦向けスマートフォンで、販売促進費を重点的に投入し販売する重点機種に、サムスンとソニーの2機種を「ツートップ」として選んだが、
冬商戦では戦略を転換し、ソニー、富士通、シャープの「スリートップ」として展開する方向で検討している。サムスンは対象から外れる可能性が高いとい う。」

NTTドコモ、得点 力欠いた「ツートップ」(8.9 日経電子版)
「NTTドコモ
の 「ツートップ」戦略の成果がみえない。7月の契約件数は、新規契約から解約を差し引いた純増が2カ月ぶりのプラスに転じたが、
十分な新規獲得ができたとは言い難い。競合他社は根強い人気が続く米アップルの「iPhone(アイフォーン)」を武器に攻勢を強めるなかで、
NTTドコモが防戦一方になっている格好だ。市場はこうしたNTTドコモの姿にいらだちを隠しきれなくなっている。」


 ツートップの次はスリートップ?  ドコモが半年考えて踏み切ったというツートップ戦略はシェアがサムスンの2倍以上ある富士通とシャープをはずす、と いう素人が考えてもおかしな戦略でした。 で、今度はサムスンをはずしてソニー、富士通、シャープ。 これは本当なのでしょうか。  やってみて、ダメな ら変え る。  やる前に シミュレーションして効果を正確に予測できないのでしょうか。  ツートップよりましになるかも知れませんが、「戦略転換」と呼べるような対策とは思えま せん。 
 

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