間違いだらけのネットワーク作り(796)2013/08/17
「製造業での”5S”とは?」

 
長かった夏休みも明日で終わり。  月曜日からいつもの生活に戻るのですが、その前にいつものように、このページを書いています。  さ て、何について書こうか、と考えていたのですが休んでいるとお客様と会話することも、職場で刺激されることもないので少々お題に困りました。  こういう ときに思い出すのが、小学2年生の時、先生から教えられた絵日記の書き方です。 「今日はプールに行って泳ぎました。 楽しかったです。」 これが小学生 の絵日記の基本で、自分が体験したことと、それについての感想や考えたことを書けばいい、と教えられました。

 ということで、この夏休みに聞いたことをネタにすることにしました。

「製造業での”5S”(ファイブエス)とは?」

 
久しぶりに家族5人がそろってクルマで移動中、どういう話の脈絡からかは忘れましたが、三男が二男に「5Sって知ってる?」と聞きまし た。  二人とも私同様、メーカーに勤めているのですが、私は5Sを知りませんでした。  二男は「整理、整頓、清掃、清潔、しつけ」とスラスラと答えま した。 これらをローマ字表記すると頭文字がすべてSなので、5Sというのです。  ウィキペディアにはこう解説されています。
整理(せいり、Seiri)
いらないものを捨てる
整頓(せいとん、Seiton)
決められた物を決められた場所に置き、いつでも取り出せる状態にしておく
清掃(せいそう、Seisou)
常に掃除をして、職場を清潔に保つ
清潔(せいけつ、Seiketsu)
3S(上の整理・整頓・清掃)を維持する
躾(しつけ、Shitsuke)
決められたルール・手順を正しく守る習慣をつける

 5Sの目的は職場環境の美化と従業員のモラル向上で、間接的な効果として業務の効率化、不具合流出の未然防止、職場の安全性向上が挙げられていま す。 もともとはトヨタで作られたスローガンだそうです。

 二男も三男も直接製造現場にかかわることはない業務部門の社員なのですが、それでもすいすい口から出るくらい、徹底して覚えさせられているのだと 感心しました。 スイッチやルータを作る工場では生死にかかわるような事故はまず起きないでしょうが、大型機械や重電を扱う工場ではルールや手順を守らな いことが重大事故につながります。 

 私の職場でも毎週月曜日の朝礼で、ネットワーク構築におけるトラブルを防止するための標語が10個、唱えられます。  「お客様の許可のない作業 は行わない」、「一人で作業は行わない」、「手順書のない作業は行わない」、などです。 毎週聞いているのですが、10個全部は覚えていません。  ごく 当たり前のことばかりなのですが、トラブルというのは「そんなの当たり前だろう」ということをやらなかったばかりに起こるもの。  

 設計や工事の品質を保ち、向上させるためには5S活動や標語の唱和といった地味で地道なことを続けるのも大事だと改めて思いました。


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 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp


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