間違いだらけのネットワーク作り(771)2013/02/02
「スマホとHTML5」

 このクールの月9ドラマはおよそ月9にふさわしいとは思われない古本屋を舞台とした「ビブリア古書堂の事件手帖」です。 主演は剛力彩芽。 古本はけっ して買いませんが、古書店主で直木賞作家の出久根達郎さんが書く古本エッセイのファンなので、このドラマはかかさず見ています。 生々しい殺人事件などで はなく、ふつうの個人のちょっとした秘密を一冊の本を手掛かりに解き明かす、というストーリーです。 解き明かされるのは悪事ではなく、かくされていた恋 愛だったり、失恋の痛みだったり、夫婦の情愛です。 番組の最後に本のあらすじが分かりやすく紹介されます。  これまでの3回の放送で取り上げられた本 で、読んだことがあるのは漱石の「それから」だけでした。  未読の本ならそれを読んでみたいと思わせ、既読の本なら推理の行方を一層楽しめます。  
 

「スマホとHTML5」

 
日経コミュニケーション2月号にパラパラと眼を通していて、KDDI 3M(マルチユース、マルチデバイス、マルチネットワーク)戦略の 特集、書評欄でともにHTML5が取り上げられていて興味を引かれました。  HTML5自体はブラウザがOS代わりになる仕組み、ということで4、5年 前に話題になったことがあり、目新しさはありません。 しかし、書評欄に端的に書かれているように「アップル、グーグル支配から逃れる次の一手に」という のが注目されている理由です。

 HTML5を使ったWebアプリの開発を前提とした「Tizen」、「FirefoxOS」がモバイルプラットフォームとして商用化に近づいているそう です。 Tizenはドコモが、FirefoxはKDDIが採用を検討しているとのこと。

 KDDIは月額390円でアプリが取り放題になるスマートパスというサービスをしていますが、Androidではネイティブアプリが提供できるものの、 アップルがAppstoreのアプリに「取り放題」を許さないため、iOS端末にはWebサービスでしかアプリが提供できていないそうです。  ネイティ ブアプリと比較してUIの劣るものを提供せざるを得ないのが「アップル支配」たるゆえんです。 HTML5であれば、誰でも自由にアプリを開発し、端末の OSに左右されずどんな端末にも配布することが出来ます。

 HTML5では単に端末アプリが開発できるだけでなく、WebSocketというインタフェースを使ってスマホがサーバとなって、タブレットやTVと連 携することも出来るそうです。 スマホの世界ではこの1、2年、ビックリするほどの機能やサービスは出現していませんが、ひょっとしたらHTML5のあた りから出てくるのかも知れません。


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