間違いだらけのネットワーク作り(769)2013/01/19
「スマートデバイスの潮目は変わったか?」

 
昨夜は銀座で、東大先端科学技術研究センターの特任教授に就任した稲田さんのお祝いの会を研究会のコアメンバーでしました。 久しぶりの 人もいて、にぎやかな会でした。 帰りに高田馬場の書店に寄り、取り置きしてもらっていた「abさんご」という本を買いました。 16日に75歳で芥川賞をとった黒田夏子さんの作品です。  小説を読むのは1年ぶり。
 去年はやはり芥川賞を受賞した田中さんの「共喰い」を読みました。 田中さんの本を買ったのは受賞時のインタビューの言動が「変人だなあ」と思わせるも のだったからです。  黒田さんを変人と言ったら失礼かも知れませんが、生き方も文章も特異であることに間違いありません。 「abさんご」はたった78ページの作品で、1 ページあたりの文字数もとても少ないのですが冒頭部分だけ読んで中断しました。 意味が分からないのです。 まあ、買うかどうかは別にして本屋で最初の 4、5ページを読んでみると話のタネになると思います。 もっとも、高田馬場の書店では売り切れていました。 

 1月21日(月)にITproの新しいコラム、「東ガ ス・ショックから10年、IP電話の今とこれから」が掲載されます。



 


「スマートデバイスの潮目は変わったか?」

 
今週はApple主導だったスマートデバイスの世界が転換期を迎えたのかな、と思わせる記事がいくつか眼につきました。 

 
スマホ市場成熟化、早くも転機か 主導権争い激化…台風の目はドコモ

 iPhone 販売、期待外れ? =アップルが部品発注削減―米紙

  活 況タブレット市場で、アップル首位陥落


  スマホではかなり以前にAndropidのシェアがiOSを上回りましたが、タブレットでも70%の圧倒的シェアを持っていたiOSがAndroid に抜かれる時が来たようです。

スマホは2010年10月にSumsungのGalaxyが発売されて以降、iPhoneと「似たような」スマホが次々と登場し、iPhoneの独自性は 薄らぎました。 タブレットでも2010年5月発売のiPadが先行し、長く主導権を取りましたが、Androidタブレットでスペック的にはiPadに 対抗できるものが昨年から現れています。 7インチのNexus7はやはり低価格のインパクトが大きいですね。 

  昨夜の会食に参加したYさんは昨年11月の情 報化研究会でスマートデバイスの講演をした金澤さんのアドバイスを受け、モバイル環境を一新したそうです。 イーモバイルのモバイルルーターを買 い、タブレットは夫婦でそれぞれのNexus7を使っているとのこと。 たぶん、電話もモバイルルータ経由で使えるようにしていると思うのですが、昨夜は そこまで聞きませんでした。 Nexusは持って来ていたので触らせてもらいましたが、安くても質感やデザインはいいし、動きもなめらかです。 重さは iPadminiよりちょっと重いですが、気になるほどではありません。 企業でもNexus7を試しに使っているところが見られます。 

  Androidタブレットが個人でも企業でも広がりを見せそうです。 ただ、タブレットを何に使うか、という点では1年前と現在を比べて目新しいもの は見つかっていません。 今週木曜日にスマートデバイスを専門にしている営業の人と打合せをしたのですが、事例は増えているものの中身は変わり映えしませ んでした。

  これまではマニュアル等のペーパーレス化や店頭や訪問先でのプレゼン、定型的業務への利用が多かったのですが、これからはコミュニケーション機能を活 かした研修・教育が伸びるのではないか、と思っています。 安価なAndroidタブレットでさらに裾野が広がれば、思いもしなかった用途が出て来るかも 知れません。  


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