間違いだらけのネットワーク作り(751)2012/08/25
「ファブリック」

 
昨日は新幹線で出張したのですが、太平洋側は「雲ひとつない」と言えるほどの好天で海がきれいに見えました。  残暑が厳しいとは言うも のの、朝夕の風は秋を感じさせる涼しさも交るようになりました。  夏ももう少しで終わりですね。 

 27日月曜日にITproの新しいコラム、ThinkSimple な提案書作りは「表紙」からが掲載されます。  午前5時公開です。  分厚いだけの提案書では受注出来ません。  提案書は表紙を含めて最初の 4ページが勝負です。 そんな提案書作りについて書いています。

「ファブリック」

 ネットワークの仮想化と言えば、OpenFlowが昨年から話題になり、すでに日本通運や金沢大学病院の事例が公になっています。  と ころが、8月の日経コミュニケーションのソリューション・クローズアップという記事では2つのDCにまたがるネットワーク仮想化を、ファブリックで実現す る仮想事例が紹介されていました。 こんな方式もあるのですね。

 ファブリックはイーサネット・ファブリックとも呼ばれるようです。 レイヤ2でのルーティングをベースにしたネットワーク仮想化技術、と言えばいいので しょうか。  スタンダードな技術ではなく、ブロケード、ジュニパー、シスコなど各ベンダーが独自のファブリックを持っています。

 社内の有識者に教えてもらったところでは、OpenFlowで出来ることと、ファブリックで出来ることを集合論で使うベン図で表せば、OpenFlow がファブリックをほぼ包含するということです。 サーバ、ネットワークを含むシステム全体の仮想化を進める場合、サーバ仮想化ともっとも相性が良くて運用 やシステム拡張を容易にするものは、どの技術、あるいはどのベンダーの仮想化製品がベストなのか。  勝負はこれからのようです。

 ちなみに、NECではOpenFlowを使った製品をプログラマブル・フローと呼んでいます。 標準の技術にはない付加機能を持っているためで、たとえ ばマルチテナントとか、ネットワークの可視化の機能が優れている、ということです。  

 とにかく、大規模WANを主な仕事にしている私にとって、ネットワーク仮想化はまったく次元の違う世界で、面白くもあり難しくもあり、講演で面白く語る にはまだまだ勉強が足りない状況です。 

  

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 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp


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