間違いだらけのネットワーク作り(750)2012/08/18
「今も増えている広域イーサ」(24年度版情報通信白書より)

  今週は月曜から水曜までがお盆の時期で、通勤の電車が空いていて快適でした。 それにしても、立秋をとっくに過ぎたのにここに来て猛暑 日が続いているのには閉口しますね。 早く秋らしい天気になって欲しいものです。  
  
  ところで、このコラム、今回が750号になりました。  97年9月から始めて、15年経ったということです。  

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「今も増えている広域イーサ」(24年度版情報通信白書より)

  情報通信白書は毎年7月に公表されます。 昨年は東日本大震災に関する情報を反映するために遅れて8月になりましたが、今年は例年どお り7月でした。 

24 年度版情報通信白書

  情報通信白書は読み始めると興味が尽きないのですが、今年のキーワードは「スマート」のようです。 夏休みで時間があるときに、じっくり読むのもいい かも知れません。
分かりやすくグラフ化されたデータを見ていると、意外な事実に気づかされます。

  私が意外に思ったことの一つと、意外ではなく相変わらずだなと感じたものを、どちらも地味ですが紹介します。
  先ず、意外に思ったのは「安ければいい」という風潮で、フレッツやインターネットVPNなど、ベストエフォートな回線が企業では主流になっているはず なのに、広域イーサネットも、IP−VPNも微増ではありますが、まだ回線数が伸びているという事実です。

 

   企業ネットワークでは帯域の保証や安定性を求める用途がまだ伸びている、ということでしょう。 具体的にどんな使い方なのかまで分かればいいのですが、そ こまでの情報はありません。 ただ、企業が安さばかりに走らず、必要に応じてベストエフォートと保証型を使い分ける、という賢い設計をしている、というこ とは分かります。

  相変わらず、と感じたのは総通信時間の減少です。 通信時間はほぼ通話時間と見ることが出来るでしょう。  総通信時間のピークは2000年、平成 12年の年間約70億時間でした。 それ以後、減少を続け22年には41憶時間程度になっています。 端末別に見てもケータイ1台あたりの1日の通話時間 は3分10数秒で、ここ数年横ばいです。 IP電話や移動系の通信時間が増えているのは端末数の増加のためです。 全体には電話の利用は減少傾向が続いて いるということです。 ただ、全体はそうであっても、コールセンターは別でネットビジネスの隆盛に比例してトラフィックを伸ばしているはずです。 「は ず」というのは統計がないからですが、旺盛なコールセンター需要を見れば実感できます。

  

  

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