間違いだらけのネットワーク作り(744)2012/06/30
記事評「無線LANの新常識25」

 
月曜日に掲載されたITproのコラム、公 衆無線LAN活用、もう一つの着眼点 はコラムとネットワークのジャンルでアクセスランキングが1位でした。 ホットスポットを設置する場所を 提供する企業=ランドオーナーがホットスポットを自社利用することのメリットを書いています。 ホットスポットに適した場所の条件を3つあげて、コンビニ がはたして適しているのか?と疑問を呈しています。  
 NTTグループは人事の季節で、今週、何人かの方から異動の挨拶のメールをもらいました。  3年できっちり動く人が多いですね。  遠くへ行っていた NTT西日本の人が大阪に帰って来て、来年の京都研究会にはまた参加してくれそうです。 
 

8月23日JUASセミナー
脱・ Cisco、ツルハ・モデルで実現する 企業ネットワーク革新の最新動向と先端事例

 
記事評「無線LANの新常識25」(日経コミュニケーション2012年7月号)

 
「1無線LANは社会の新しいインフラに」から、「25端末内部を見てもアンテナが見つからない」まで、無線LANに関する25のトピッ クを簡潔にまとめています。  無線LANのトレンドをさっとながめるのにいい記事です。  20番目に「企業と携帯事業者で無線LANをシェア」という 表題で「ツルハ・モデル」が紹介されています。 ちょっと誤解はありますが、いいPRになるので嬉しいです。 無線LANをシェア、というよりイントラ ネットのネットワーク機器と回線を企業とホットスポット事業者でシェアします。 ネットワークはNECが全体をサービスとして提供し、費用を企業と事業者 の双方から貰うというモデルです。 企業は1社でイントラを持つより、費用を削減できますし、ホットスポットを無償で自社利用できます。 来店客へのサー ビス向上にもなる、という一石三鳥のモデルです。

 他のトピックで興味を持ったのは「5エントランス回線の差が速度に影響」です。 エントランス回線とはホットスポットをインターネットに接続するアップ リンクの回線です。 記者が測定したようなので、サンプルの数は限られていますが、光ファイバ、WiMAX、3Gでどの程度の速度が出たかグラフが示され ています。 そもそも3Gを使うソフトバンクのホットスポットは携帯網からのオフロードにならないので、ヘンなのですが。  光だと6Mから15M、 WiMAX 2.5Mから4.5M、 3G 1Mから3M程度となっています。

 こういうデータは本来、事業者が調べてユーザーに開示して欲しいと常々思っています。 ホットスポットだけでなく、3GやWiMAXが全国の拠点でどの 程度の速度が出ているのか、時々刻々変わるものではありますが、MAP上に1000拠点くらい示して欲しい。  何に使うか?  サービスを選択する目安 あるいはネットワーク設計の目安です。

*ここに書いてあ ることで質問、ご意見などありましたら下記メールへお知らせください。 

 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp


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