間違いだらけのネットワーク作り(742)2012/06/16
「iPhoneショックはどこまで続く?」

 
今週は月曜日と金曜日がポイントの週でした。  月曜日には先週切替で自宅待機していた音声系システムが運用開始。  設計陣・工事陣の これまでの努力のおかげでほとんどトラブルらしいトラブルがなく、お客様に喜んでもらえました。  金曜日は大事な商談があり、これも思い描いていたとお りの流れでクロージング出来ました。  これからが大変なのですが、出だしが思い通りということです。  ホッとして夕刻、羽田に到着。  商談は遠いと ころでした。  ということで、始まりと終わりが良かった今週は気分よく週末を迎えています。


「iPhoneショックはどこまで続く?」

 
2007年6月に米国でiPhoneが発売され、9月には日本でiPodTouchが発売。 翌年iPhoneも発売されました。  iPhoneに遅れること3年、2010年10月には「ほぼiPhone」と同じGalaxyが発売されました。 そして、スマホ・ブーム。  スマホ・ ブームは元をただせばiPhoneが発端で、「iPhoneショック」と呼ぶべきものだと思います。 ショック、の意味は単に人気のあるケータイ端末が登 場した、というだけでなく、文字通りライフスタイルを変えるほどの変化をもたらしたからです。  インターネットを使う道具がパソコンからスマホ主体に変 わり、いつでもどこでもネットとアプリが使える「ユビキタス・コンピューティング」を具現化しました。 iPhoneにはAppleのサービス・プラット フォームが一体になっているのも「ショック」です。 音楽、映像、書籍、アプリを簡単に、安心して購入できる。 

 私はドラマの主題歌を覚えたい、と思うとiTunesで購入して通勤途中に100回くらい聴いて覚えます。  iPhone以外のスマホでは音楽をどこ で購入して、どうやって端末に入れているのか知りませんが、iPodTouch以来、使い慣れているiTunesから変えたいとは思いません。 ちなみ に、「電話」で使う端末はワイシャツのポケットにいつも入れているドコモのフィーチャーフォンです。

 こんなiPhoneショックにやられてしまっている企業のニュースが今週2つありました。

<任 天堂>業績悪化で夏のボーナス2割減 

「一人負け」ド コモ値下げへ スマホ巻き返し図る

 任天堂がこんな斜陽化するとは。 iPhoneだけのせいではありませんが、アプリさえ入れれば電話機にも、ゲーム機にも、無線LANの電波測定機にも なるスマホは「ゲーム専用機」を駆逐しつつある、ということでしょう。 任天堂もさっさと専用機へのこだわりを捨てて、スマホ用ゲームをどんどんやればい いと思います。 

 ドコモは料金が高いから一人負けなのでしょうか?  違うような気がします。  ドコモがiPhoneをやれば、高くてもユーザーは増えるでしょう。   なぜ、ここまで「垂直統合」にこだわるのでしょう?  プラットフォームビジネスを伸ばしたいという気持ちは分かりますが、端末も土管もサービスも垂直 統合してユーザーを囲い込むなんて、「電電公社」の時代なら出来たかも知れませんが、今は不可能です。

 ドコモの土管を使っているユーザーに、ドコモのサービスだけでなく、Appleという選択肢があってもいいと思います。  それによって、土管のビジネ スを伸ばすことが出来る。 キャリアの本業は「土管」です。 プラットフォームにこだわって、土管のユーザー数が減ってしまったら取り返しがつきません。


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