間違いだらけのネットワーク作り(736)2012/04/28
講演評「変えてやろう、ネットワークの世界」

 23日(月)にI掲載されたITproのコラム、「Android ウォークマンは電話機になるか?」はかなり読まれたようです。 SIMフリー端末ならぬ、SIMフヨー端末が増えて、「電話のアプリ化」がもっと 進むといいと思います。 今朝の日経にソフトバンクモバイルのデータ通信収入がドコモのそれを抜いたという記事が出ていました。 iPhone効果は大き いですね。 ドコモはいつまでも「iPhoneを売るのは難しい」と言っていていいのでしょうか。




講演評「変えてやろう、ネットワークの世界」

 今週は4月7日に開催した京都研究会の講演紹介の3回目です。  講師は私です。  実は私の講演概要は日経コミュニケーション5月号のコラム、「間違 いだらけのネットワーク作り」に書きました。 ITproには5月28日に掲載される予定です。  ここで書いてしまうと、ネタばれになってしまうので、 講演で紹介したエピソードを一つ書きます。

 NECの社員で、ボーイング767を操縦するライセンスを持っている人の話です。  この人とは1年半ほど前に知り合ったのですが、ありとあらゆる資格 を取っているのに驚かされました。 きわめつけがジェット旅客機のパイロットのライセンスです。 ライセンスを維持するため、年に1回、実際にB767を 4時間飛ばすのだそうです。  

 昨年、ANAがCA6000人にiPadを配布すると言うニュースがあり、この人とそのことについて話したら、「松田さん、ANAより3カ月早く、ユナ イテッド航空がパイロット1万人以上にiPadを配ばってマニュアルを電子化しましたよ」と教えられたのです。 パイロットのマニュアルは17キロもあ り、28日周期で更新されるため、紙のページを差し替えるには手間と時間がかかるのだそうです。

 驚いたのは、その時見せられた写真です。  ユナイテッド航空の耐用年数が過ぎたB737のコックピットを購入し、自宅の3階に大型ディスプレイとコン ピュータ6台をつなげてフライト・シュミレーターを作ったというのです。  この人はNECでは営業マンとして立派な成績をあげています。  仕事をしな がら、趣味の世界でここまでのことが出来るのに感心しました。

 iPadは一時期ほど企業の関心は高くありませんが、「導入を検討している」という状態が半年以上続いている、という企業はよく見かけます。  良さそ うなんだけど何に使っていいか分からない、ということでしょう。  Windows8の出荷が近づいているので、それを待って、タブレットをiPadにす るのか、Windowsか、はたまたAndroidかを検討しようとしている企業もあります。

 タブレットの用途と効果がはっきりし、企業に定着するにはまだ時間がかかりそうです。



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