間違いだらけのネットワーク作り(728)2012/02/25
記事評「BYODソリューション」

 
今週は木、金と札幌へ出張。  木曜日は「ツルハ・モデル」を構築中のツルハホールディングス様との定例会、金曜日はセミナーで講演をし ました。 もちろん、ツルハ・モデルが主要テーマの一つです。  木曜日は雪が降っていましたが気温は高く、最高気温が0度を超えていました。 金曜日は 快晴で、NECの支社からは雪化粧した大通り公園がきれいに見えました。

                 


 先週お知らせした京都研究会で講師をしてくれる、アナリストの津坂さんのテーマと内容が決まりました。 LTEを中心に携帯事業者間での競争や、スマー トデバイスの利用がこれからどうなるのか話してくれます。 下記案内をご覧ください。

第13回京都研究会「変え てやろう、ネットワークの世界」

 2月27日(月)に新しいITproのコラム、「プロ マネ初心者のための『線表』入門」が掲載されます。 ベテランでも意外にまともな線表を引けない人がいるものです。  模範例も示しているので、 ぜひお読みください。 映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の感想やグッズの写真も載せています。



記事評「BYODソリューション」 

  BYOD(Bring Your Own Device)については昨年7月にここに書きました。(BYODとは?)  その後、まったく盛り上がりませんね。 セキュリティ統制に厳しい日本の企業にはなじまないのかも知れません。  そのBYODが日経コミュニケーショ ン2月号の「ソリューションクローズアップ」で取り上げられています。  デバイスを会社が貸与するにしろ、個人のものを会社で使うにしろ、パソコンに加 えてスマートデバイスが仕事のツールとして広がることは間違いありません。

  この記事では5つのベンダーが社員数1100人の架空ユーザーに対する提案をしています。 BYODの提案というより、パソコンとスマートデバイスが 広く使われるIT環境をどう作るか、と見ればニーズの多い提案だと思います。 5社の中で一番すっきりした提案なのは、サイバネットシステムのクラウド サービスでの提案です。 UTMや個人PCでシンクラを実現するチェックポイントのCheckPointGOというUSB型デスクトップ仮想化ソリュー ションを用意する以外はクラウドですませています。 無線LANはイントラに用意されておらず、インターネットアクセスの方法と費用は別になっています。   見積もりはイニシャルが866万円、ランニングが107万円/月。

  対照的にオンプレミスで提案しているのがユニアデックスです。  ネットワークもインターネットではなく、イントラネットが前提になっています。 本 社に資産管理、検疫、MDMなどのサーバを設置、各拠点には検疫センサー、無線LANなどを設置。  3Gなどのモバイルアクセスは考慮されていません。  イニシャルは3100万円、ランニングは85万円/月。  

  どっちの提案が優れているかわずか2ページの情報量では分かりませんが、中堅以下の企業ではクラウドの手軽さが訴求すると思います。 サイバネットの システムは言語も日本語、英語、中国語に対応しているとのこと。 今どきのベンチャーらしくていいですね。 

  それにしてもネットワークの仕事はネットワークレイヤより、セキュリティや運用まわりの比重が高くなったものです。

 
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 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp


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