間違いだらけのネットワーク作り(711)2011/10/22
記事評「全部わかるWiFi」

 
10月、11月は「講演の秋」で、4回講演します。 その最初の講演を今週木曜日、石川県の山代温泉で行いました。  小松空港からバス とJRで加賀温泉駅に、そこからホテルのバスで山代温泉に入りました。 羽田と小松はわずか1時間なので地理的な感覚より、ずっと近く感じます。  加賀 温泉駅でとった写真で分かるとおり、秋らしい抜けるような青空で、仕事で来ていることを忘れるような好天でした。  講演は75分。  いつもどおり、皆 さん、何回も笑い、笑いながらも私が話したキーワードはしっかり記憶していただいたようです。  講演後の懇親会でそれが確認できました。

       


 
24日(月)にITproの新しいコラムが掲載されます。 「050 とiPhoneアプリで"電話”を乗っ取り」です。  日経コミュニケーションのコラムに図を加えて加筆しています。
また、有賀貞一氏独立記念情報化研究会のことにも言及しています。  かなり面白いと思います。 ぜひ、お読みください。



記事評「全部わかるWiFi」(日経PC21 2011年11月号)


 スマートデバイスが企業に浸透するにつれ、WiFiはますます重要になります。  正直、これまでWiFiに熱心に取り組んできたわけで はないので最近のWiFiをちょっと勉強しようと、昼休みに書店をのぞいたところ、眼に入ったのがこの特集記事です。  52ページもあるので、すみずみ まで読んで勉強するための特集ではなく、必要に迫られたときに役立つ「マニュアル」に近いものです。  私には冒頭のWiFiの現状をまとめたところや、 スマートデバイスの接続の記述などが参考になりました。  コンシューマー向けの雑誌のいいところは、ユーザーにとって不要な技術の詳細は省き、何ができ るのか、どうすれば使えるのか、に焦点を絞っていることです。  分かりやすくて、ツボを押さえています。

 まず無線LANルータが安くなっているのに驚きました。  2.4GHz帯のみの対応ならa/b/g/11nに対応できる製品が3500円程度。   2.4GHz/5GHz対応のものでも、8000円程度。 コンシューマー向けは安価ですね。  企業向けとなるとアクセスポイントも1桁高くなり、おま けに数千万円のコントローラーまで必要になる。  管理やセキュリティのためとは言え、あまりのコスト差です。  コンシューマー向けの安価な製品を企業 でうまく利用する方法を考えたいものです。

 iPad2やiPhone4、GALAXY tabといったスマートデバイスの無線LAN対応は、iPad2、GALAXYはともにa/b/g/nすべ てに対応しており、11nは2.4GHz/5GHz両方OKです。 iPhone4、4Sはb/g/n対応で、11nは2.4GHzのみです。 11nの 最新の規格は最大450Mだそうですが、各端末の11nが450M可能なのか、300Mなのか、はたまた150Mなのか、まではスペックシートに書かれて いません。 いずれにしても、これからオフィスや店舗でスマートデバイスを展開するには11n、5GHzを主体とするのが良さそうです。

 この特集ではプリンタやディスクのみならず、テレビやレコーダーまでWiFiでパソコンとつなぐ例が紹介されています。  あらゆる機器をWiFiで接 続する、という取り組みも企業よりコンシューマーの方が進んでいますね。  企業でもそんな使い方が生かせるケースは多いと思いました。


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