間違いだらけのネットワーク作り(708)2011/10/01
「携帯端末はすべてスマホになるのか?」

 
今日から10月とは早いですね。 昨日、愛媛にいる高校の同級生から、26日くらいから金木犀の香りがし始めたというメールが来ました。   金木犀の香りは私の故郷では秋祭りの象徴のようなもので、この匂いがするとお祭りが来たと思うのです。  愛媛よりかなり北にある東京の方が金木犀の 開花が早そうに思うのですが、そうではないのですね。  でも、さっき小金井公園を散歩して来た嫁さんの話だと、金木犀の大木が香り始めたそうです。 

 11月のNEC iEXPOでのセミナーは昨日までで、250人ほど申し込みをいただきました。  あと50人ほどで満席になるので申し込む方はお早め に。 もっと広い会場をあててくれればいいのですが、2回講演してもこの程度のキャパなのです。

1-4-5  11月10日(木) 13:30〜14:15 NECセミナー
2-6-5 11月11日(金) 15:40〜16:25 NECセミナー
「次世代WAN、スマートデバイス(iPad等)による企業ネットワークの革新−先進事例紹介あり」
NEC 第一企業ネットワークソリューション事業部 技術主幹
松田 次博

セミナー登録画面
 
「携帯端末はすべてスマホになるのか?」

 
携帯各社はスマホに注力し、ドコモは上位機種をすべてスマホにすることを決めました。 企業が社員に使わせている携帯端末も、これからは スマホばかりになるのでしょうか。 なる訳がないですね。 今週お会いした企業のある事業所では1000台を超える構内PHSを使っています。  PBX が老朽化しているので、近いうちに更改することを検討しているそうです。

 さて、新しい音声系ネットワークで端末として何を使うか?  すでにスマホにSIPソフトフォンを搭載すればIP−PBXの内線端末として使えるように なっています。 たとえばiPhoneにソフトフォンを載せて、工場内に無線LANを配備すればiPhoneを内線端末として使えます。  しかし、ふつ うにソフトバンクからiPhoneを買うと月額基本料がかかってしまいます。 基本料が不要なSIMカードなしの、いわば「白iPhone」の入手先が あったとしてもPHSより高価でしょう。  無線LANのAPや配線を広大な工場に配備するにも多額の費用がかかります。
 利用面を考えても、スマホの価値はあまりありません。 工場でPHSを使う人は電話が使えればいいのであって、工場内で立ち止まってスマホでメールやス ケジューラ-を使うことはないのです。

 
一方、筆者が働いているオフィスのように全面的に無線LANが導入され、デュアルモード携帯端末(3Gと無線LANで通話が出来る)を標 準で使っている場合、デュアル・モード携帯からスマホに移行するのはかなり自然なことです。  ノートPCをシンクラで使っているユーザーは外出先では データ通信カードを使っていますが、テザリング可能なスマホを使えばデュアルモード携帯+データ通信カードが、スマホだけになるのでコスト削減につながり ます。 もっともノートPCとスマホには機能の重複感があります。  

 このように利用形態によって、従来型の携帯端末をスマホにすべきかどうかは結論が分かれます。  企業で働く人、それぞれのワークスタイルに合わせて最 適な携帯端末やPCを選択する必要があります。  「スマホでワークスタイルを変革する」のでなく、「ワークスタイルに合わせて端末を選択する」のです。


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