間違いだらけのネットワーク作り(698)2011/07/23
「BYODとは?」

 
明日、あさっては恒例の研究会旅行で山口県長門市に行くため、前日にこのページを書いています。 1995年以来、毎年7月末に研究会の コアなメンバーで旅行をしています。 昨年は龍馬ではなく、武市半平太と岡田以蔵の墓参りのため高知へ行きました。 今年はなぜ、長門市か?  「遊ぼ うって言うと、遊ぼうって言う」の詩がACのコマーシャルで繰り返し流されて話題になった、詩人・金子みすゞの生地だからです。 私が今年一番興味を持っ た人物なので長門市に決めました。  帰りに同じく山口出身の詩人、中原中也の記念館も訪ねます。 
 長門市は東京から遠いところで、瀬戸内に面した山口宇部空港からレンタカーで日本海側の長門市をめざします。 どんなところか楽しみです。 

 7月25日(月)にITproの新しいコラムが掲載されます。 「iPad に電話のアフォーダンスはない?」というテーマです。  売れ筋のiPadアプリの動画もアップされるので、是非ご覧ください。  

8月11日JUAS夏季講座
企 業ネットワークの動向と3つのポイント−広がる次世代WAN、スマートデバイス、FMC

「BYODとは?」

 今週もいくつかのお客様と会話しました。  2時間半も時間をいただいて、プレゼンしたり、ディスカッションさせていただいた会社もあり ます。  それらの会話の中で一番面白かったのは「松田さん、BYODってどう思います?」という質問でした。  知らない言葉なので、素直に 「BYODって、何ですか?」 「Bring Your Own Deviceの略です。 個人のスマートフォンやタブレットを会社の業務に使うことで す」 「あー、最近、アメリカで話題になっていますね」

 そういう話題が出ていることは知っていても、自分で深く考えたことはないので逆の使い方のエピソードを話しました。  会社が貸与したiPadを自宅の PCに接続したため、思わぬ運用上の問題が出た、という事例です。  個人のスマートフォンをイントラネットに入らせてメールやスケジューラ-を使わせ る、というのはアメリカでは始まっているし、日本でもぼちぼち事例が出ていると思います。 企業側は貸与するコストを削減できるし、個人は自分のスマホと 会社のスマホを2台持つ必要がない。 どちらにもメリットがありそうです。

 しかし、会社のスマートデバイスを貸与するにも紛失・盗難対策はじめ、セキュリティに気を使うのに個人のスマートデバイスを会社業務に使うとなると、 もっと複雑な問題が出そうです。 例えば、紛失・盗難したら機密情報が入っている可能性があるためリモートワイプでデータをすべて消してしまわねばなりま せん。  そういうことはMDM(MobileDeviceManagement)サービスを使えば出来るのですが、ふつうMDMの対象となるのは企業という同 一の所有者のデバイスです。  BYODでは所有者の異なる多数のデバイスを一くくりにして管理できるMDMが必要になります。 個人は会社のために使う のだから、デバイスや通信費用の一部を会社に負担して欲しいと考え るでしょうが、それにどう応えるのか? といったことも気になります。

 多少面倒でも、会社と個人と別々のデバイスを使う方が運用が楽で、結局、経済的かも知れません。  
 

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