間違いだらけのネットワーク作り(693)2011/06/18
「デジタル・コンテンツの扱い方」

   今週は出張先の書店で買った「あなたがいる場所」沢木耕太郎著(新潮社)という、9つの短編小説をおさめた本を読みました。  小説は1年に1冊読むかど うかというくらい、読みません。 エッセイとノンフィクションばかり読んでいるのです。  沢木耕太郎はお気に入りの作家の一人なのですが、もともとノン フィクション作家です。  代表作は著者が20代にインドからロンドンまでユーラシア大陸をバスを使って旅した記録、「深夜特急」です。 単行本は第一便 から第三便まで3巻あるのですが、第一便、第二便は1986年発行。  私が読んだのは1990年頃です。 あまりに面白いので、第三便を読もうと書店の 人に「第三便はないのですか?」と聞くとまだ出版されてないと言われて驚きました。  すでに第二便が発行されて何年も経っていたからです。 第三便が発 行されたのは第二便の6年後、1992年でした。  他にもボクサーの再起への挑戦を描いた「一瞬の夏」、地面を這うように懸命に生きている人を描いた 「人の砂漠」といった傑作を書いています。 そんな沢木さんの本を読んだのは2008年の「旅する力−深夜特急ノート」以来3年ぶりで、小説を読むのは初 めてでした。

  「あなたがいる場所」におさめられた小説の主人公はみな、暗く、哀しい場所に立たされているのですが、わずかな希望、救いをもたせて話を完結させてい ます。

NEC ソリューションフォーラム北海道2011 7月5日15:20−16:50 札幌パークホテル プログラムB3「次世代WAN、スマートデバイス (iPad等)による企業ネットワークの革新」


「デジタル・コンテンツの扱い方」

  iPadをはじめとするスマートデバイスの大きな魅力は「きれいさ」にあります。  きれいな画像や動画をいかに効果的に使ってコンテンツを作るか、が大 事です。  コンテンツにはプレゼン資料もあれば、カタログやパンフレットのようなものもあります。 私は5月の講演から、iPad2にパワーポイントの スライドを入れて使うようになりました。  私が開発したNECのiPadアプリ、CP2010SP(味気ない名前です)を使うと簡単にpptを iPad2用のファイルに変換して、すいすいスライドが動く、気持ちのいいプレゼンが出来ます。

 画像や動画といったデジタル・コンテンツの扱いで難しいのは、「きれい」と「すいすい」はトレードオフの関係にあることです。  画像をピンチアウトし て拡大してもきれいに見せるには画像ファイルを大きなサイズにする必要があります。 でも、ファイルが大きくなると動きは遅くなります。  すいすいさが 損なわれるのです。 

 話はちょっと飛びますが、スマートデバイスを前提にした電子書籍やプレゼン資料を作るには紙の書籍やプレゼン資料より、はるかに編集センスや技術知識や デザイン力が必要だと痛感しています。 紙を使わないという意味で「ペーパーレス」と一言で言っても、単純なモノから高度なモノまで大きな幅があります。  7月5日の講演「次 世代WAN、スマートデバイス (iPad等)による企業ネットワークの革新」ではペーパーレスのレベル分けと活用のコツについても話したいと思っています。

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  tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp


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