間違いだらけのネットワーク作り(678)2011/03/05
「Facetimeはイントラで使えるか?」

 早いもので4月2日の京都研究会まで1カ月足らずとなりました。 去年の京都は桜が早かったのですが、今年はどうでしょう。 研究会の頃がちょうど見ご ろになるといいのですが。 現在のところ、研究会は24人参加予定です。 申し込みは3月末まで受け付けます。  例年そうなのですが、半分以上が東京か らの参加です。  高い新幹線代を払って参加してくれるのはありがたいことです。  

  28日にITproに掲載された「『 設計なんて誰でもできる』の間違い」はまあまあ読まれたようです。 28日のITpro全体のアクセスランキングで5位でした。

第12回京都研究会(4月 2日)のご案内

「Facetimeはイントラで使えるか?」

 iPad2が3月2日(米国。 日本は3日未明)に発表されましたね。  出荷開始が日本で3月25日と予想以上に早いのがサパライズでした。  初代 iPadと比較して軽くて、薄くて、速いのが特徴です。 待望のカメラがついたので、音声会議だけでなくテレビ会議もできます。  私は現在SIPで動い ている音声会議アプリに映像をプラスするつもりです。  しかし、iPad2ではAppleのテレビ電話アプリFacetimeが使えるので、資料共有な どを行わない単純なテレビ電話ならFacetimeで十分です。

 ただ、Facetimeがイントラネットで使えるのか、という疑問があります。 研究会のAさんにこの疑問を投げかけたら図を書いて教えてくれました。  Aさんの答は使えない可能性が高い、というものでした。



  Facetimeは端末の位置情報を登録するSIPサーバ的なサーバをAppleが用意しており、iPhoneやiPadは自分のAppleIDとメール アドレス、IPアドレスを登録します。 接続相手を識別するのはメールアドレスで、発信すると相手のメールアドレスがサーバに送られ、サーバはそのメルア ドに対応するIPアドレスを検索して、呼び出しメッセージを送ります。 各端末が直接インターネットにつながっていれば話は簡単ですが、企業のWiFiは イントラネット内にあるためiPhoneやiPadはイントラネット内、Appleのサーバはインターネットにあることになります。

 端末が自分のIPアドレスとしてイントラネットのプライベートアドレスを登録してもサーバはルーティングできないので、接続しようがありません。  い わゆる「NAT越え」が必要ですが、企業の厳しいファイアウォールでそれが可能か疑問です。 

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  tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp


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