間違いだらけのネットワーク作り(675)2011/02/12
「WVS vs Universal One」

  今週は寒の戻りで寒いですね。 その寒さの中、木曜日に富山へ行き講演しました。  正午の気温が1度という冷たさで小雪が舞っていましたが、2週間ほど 前に80センチも積ったという雪はあまり残っていませんでした。  会場は富山城(写真)の向いにある富山国際会議場。  いつもどおり、皆さん、笑いな がら熱心に聞いてくれました。  私の正面で終始面白そうに聞いていた人と講演終了後名刺交換したら、富山大学の教授でした。  「脱・Cisco」とい うポイントにずいぶん共感してくれたようです。




第12回京都研究会(4月 2日)のご案内

 
「WVS vs Universal One」(データセンタ指向 vs クラウド指向)

 2009年7月にサービス開始されたKDDIのWide Area Virtual Switch(以下、WVS)は私が提案・構築している次世代WANのコンポーネントの一つとして重宝しています。  同じタイミングでNTTコミュニ ケーションズのバーストイーサアクセスも始まりましたが、私は「ベストエフォートをありがたがる時代は終わった」と思っているので、使っていません。   NTTコミュニケーションズが本当の意味でWVSに対抗するサービスを何時出すのかと思っていたら、1月にUniversal One(以下、UO)を発 表しました。 4月に受付開始です。 サービス開始時期は発表されていません。 

 この2つのサービスは似ています。 WVSはデータセンタ指向のサービスで、DCと拠点間のトラフィックを無料で帯域保証するトラフィックフリー機能と いうユニークなメニューがあります。 L2、L3サービスをシームレスに統合し、設計・運用の負担軽減を図っています。  一方のUOはクラウド指向サー ビスであることを謳っていますが、クラウドの実体であるアプリケーションやサーバはデータセンタにあるので、データセンタ指向と同じと言っていいでしょ う。  UOは「シームレス」という言葉をキャッチフレーズにしているようで、L2、L3統合も、国内・国際統合も、シームレスと呼んでいます。 WVS 同様、アクセス回線の二重化や宅内ルータもサービスに含めています。 

 UOにはトラフィックフリー機能はないので、例えば拠点からデータセンタに対して100Mの帯域を確保したいと思うと料金的にはWVSの方が有利になり ます。  ただ、何か対抗策があるのかも知れません。 そのあたりを4月2日の京都研究会では勉強させてもらおうと思っています。  「NTTコミュニケーションズ  UniversalOneの狙いと企業における活用」の講師は先週時点では決まっていませんでしたが、NTTコミュニケーションズ株式会社 ビ ジネスネットワークサービス事業部 ネットワークサービス部サービス企画担当の 堤さんに引き受けてもらえることになりました。

 堤さんはUOを企画・開発した本人なので、サービスの内容だけでなく、開発の背景や企業での適用の考え方について具体的に話していただけると思います。


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  tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp


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