間違いだらけのネットワーク作り(658)2010/10/09
「Galaxyを見て分かったこと」

 せっかくの3連休ですが、東京の天気は悪く雨雲におおわれています。  こうして机に向かってキーボードをたたくのに天気は関係ないのですが、眼の前の 窓から明るい陽が指しているのと、曇っているのとでは気分が違います。 天候が回復するのは月曜日のようです。

 さて、情報化研究会では春の京都研究会、冬の東京での研究会というパターンが続いていたのですが、ここ3年は東京での研究会をやっていませんでした。   代わりに2007年は間違いだらけ500回突破記念パーティ、2008年秋は出版記念パーティ、2009年秋は明治記念館でのセミナーを開催しました。   今年は久しぶりに研究会をやることにしました。 12月4日(土)、場所はこれまでどおり、お台場の日本科学未来館です。  講師は私と、バークレイ キャピタル証券のアナリストで、情報化研究会会員の津坂徹郎さんの二人です。  全体のテーマは「2011年のネットワークを展望する」です。 情報化研 究会の会員だけでなく、一般の人にも公開しますので、ぜひおいでください。 

2010年12月4日第 33回情報化研究会大会「2011年のネットワークを展望する」 
 
「Galaxyを見て分かったこと」

 水曜日に幕張で開催中のCEATECを見てきました。  時間がなかったこともあり、目的はただ一つ、ドコモの新スマートフォン、 Galaxyを手にとって見ることでした。  先ず驚いたのは海浜幕張駅のホームに人があふれていて、改札までたどりつくのに5、6分もかかったことで す。  CEATECにこれだけ人が集まるとは、日本のIT業界もまだまだ捨てたもんじゃない、と思いました。 駅から会場までの長い道も人がいっぱいで した。  人の流れの中に入って歩くと時間がかかるので、外へはずれてどんどん歩きました。 

 ドコモのブースは大きくて、人の集まりがすごいのですぐ分かりました。  Galaxyの展示をしているコーナーの人だかりを見て、絶望的になりまし た。  Galaxy s、Galaxy tab(タブレット型)それぞれ20台くらいカウンターに並べているのですが、それぞれの端末に4、5人の行列 が出来ていたのです。  一人が3分しか見ないととしても、15分程度待たねばなりません。 都心でのお客様との打ち合わせ時刻がせまっているので、そん なに待てません。 そこで、列の先頭でさわっている人の横へ行き、「すみませんが、時間がないので一緒に見せてください」と言って、写真を撮らせてもら い、手に持たせてもらいました。 なので、写真に写っている手は私の手ではなく、親切な赤の他人の手です。

               

 GalaxySを触って分かったこと。 iPhone、そっくり。  これはコピー商品ですね。  全面タッチスクリーンの端末となれば、Galaxy に限らずXperiaだって、NexsusOneだって、似通ってくるのは当たり前かもしれません。  それにしても、Galaxyはそっくりです。    iPhone同様、動きが軽快で写真をフリックすると飛ぶようにめくれます。 Xperiaは4月の時点では渦巻きが回って、めくるのに数秒かかってい ましたが、今は改善されたのでしょうか?  左手にiPhone4、右手にGalaxyを持って重さを比べましたが、さほど違いは感じません。 厚みも同 じくらいに感じます。  画面はiPhoneに負けない鮮明さです。 

 iPhoneのコピー商品が増えることはユーザにとっていいことです。  洗練されたデザイン、UI、気持ちのいい動き、これらは今までiPhoneの 独壇場でした。 おかげでソフトバンクは加入数を大幅に伸ばしてきました。 別にソフトバンクが優れているからではなく、iPhoneが優れていたからで す。  しかし、Android端末はiPhoneのコピーと言えるくらい良くなったんだと、Galaxyを見て確信しました。  iPhoneでなくて も、iPhoneと同じUIや機能が使えるなら、iPhoneにこだわる理由がなくなります。  iPhone vs  Android端末、ソフトバン ク vs ドコモの戦いは新しいフェーズに入りました。

 端末そのものの仕様が同質化すると、これからの競争は入手できるアプリ、楽曲、電子書籍、おさいふケータイなどのサービスが充実しているかどうか、が勝 負になります。
 当面、iPhone優位の状況は変わらないでしょうが、競争の土俵に変化が生まれました。

 

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