間違いだらけのネットワーク作り(647)2010/07/17
「iPhone4問題」

 今週はNECの支社の人と仕事をする機会があったの ですが、すごい人に出会いました。  2、3年前に「ハケンの品格」というドラマがあり、主演の篠原涼子がありとあらゆる資格を持つスーパーなハケン社員 を演じていました。  マンガのようなドラマの世界の話だと思っていたのですが、現実の「資格マニア」に会ったのです。  学生時代に普通車二種免許を 取ってタクシーのアルバイトをし、その後、大型二種免許(バスの運転手が出来る)、飛行機のパイロットのライセンスなど約50の資格を取ったそうです。   飛行機のライセンスを保有する人は国土交通省が名前を公開しているので、新興の航空会社からスカウトされたこともあるそうです。  入社して2カ月の訓 練を受ければ旅客機を飛ばせるのだそうです。  ちなみに新興航空会社のパイロットの年収は600万円とのこと。 耳を疑いましたが、それでも飛びたいパ イロットはいるのだそうです。 話をしていると資格を持っているだけでなく、何でも知っていて、何でもマメに取り組んでいることが分かって驚きました。   

「iPhone4問題」


 iPhoneは米国で発売されて以来、外縁部に手が触れると通話が途切れたり、ネット接続が遅くなる、というクレームが多発していました。  この問題 に決着をつける会見をスティーブ・ジョブスCEOが16日に行いました。

米 アップル、専用ケースを無料配布=ジョブズ氏陳謝―iPhone4受信障害

 「受信感度の問題は携帯業界共通の問題」であって設計ミスではない、という釈明は苦しいですね。  製品の瑕疵でないなら陳謝する必要も、専用ケースを 無料配布する必要もありません。 さらに分からないのが日本では大丈夫、という報道です。

iPhone4: 日本は影響なし 通信速度で不具合

 電波の受信強度を表すバーの表示ソフトが日米で違ったとしても、物理的な電波受信障害は同じはずです。  ソフトを変えれば問題が解消するなら、専用 ケースを無料配布することはありません。

 私はネットワークの世界を盛り上げるためにiPhone、iPadを応援しているのですが、今回の対応はもっと利用者が納得できる歯切れのいいものにし て欲しいですね。 それはハードを改良してリコールすることです。  専用ケースをつけねば問題を解決できないのでは現在の製品は完成品とは言えません。   この問題でiPhoneの魅力が大きく損なわれることはないでしょうが、これからiPhoneを買おうと思っていた人はケースなしでもOKな機種が出 るまで待とうと考えるのではないでしょうか。 さすがジョブスだ、と思わせる英断を期待します。

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  tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp


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