間違いだらけのネットワーク作り(630)2010/03/13
「二次元LANとは?」

  いろいろな企業の方と会話するのは面白いものですが、今週は「現場」というのは何だろうと考えさせられる ことがありました。  企業においてIT部門は「現場」です。  同時にITのプロ集団でもあります。  プロというのはつねに企業にメリットのある技術 や製品を研究し、それを取り入れる先進性が求められます。  実際、私はそういう現場の人と仕事をして来ました。 IT部門が守旧的になったのでは企業の 中で存在価値を失います。

 京都研究会まで3週間になりました。  現時点で32人申し込みが来ています。  申し込まれた方は会員 ページの名簿で受け付けを確認してください。

第11回京都研究会のご案 内

「二次元LANとは?」

  もう、1カ月ほど前のことになりますが、20社あまりの企業が集まった情報通信の勉強会で講演をしました。  その会に出席していた企業をいくつか訪 問したのですが、そのうちの1社で面白いものを見せてもらいました。  二次元LANです。(写真)



   これはイトーキの LANシートという製品です。 応接テーブルの上に敷かれたシートからWiFiの電波が出ており、ネットに接続できます。  写真は私の iPodTouchです。  SSIDすら設定されてないので、簡単にネット接続できました。  LANシートの電波は通常のWiFiの1000分の1程 度の出力で、周囲1.5メートルまでしか届かないためセキュリティに気を使う必要がないのです。  Ethernetケーブルを使うLANは1次元、アク セスポイントを使う無線LANは3次元、このLANシートは平面なので2次元LAN、ということです。  面白い表現ですね。

 さて、これをどんなシーンで使うとメリットが出るかと考えました。  欠点は6人分で20万円とコストが高いこと、自分のデスクで使うことを想像すると 色や手触りがよくないことです。  長所はアクセスポイントの工事が不要なこと、電波の飛ぶ範囲が狭くセキュリティが保ちやすいことです。  社外の人と の会議室で使うと、私がそうしたように社外の人のパソコンなどを手軽にネットに接続して、プレゼン資料などをダウンロードして使えます。  社内の打ち合 わせコーナーで使うのも便利かも知れません。

 この製品は一昨年販売開始されたもので、新しいものではないのですが、存在を知りませんでした。  価格が1桁安ければどんどん売れるんじゃないか、と 思いました。
 


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