間違いだらけのネットワーク作り(623)2010/01/23
「Androidで出来ること」

 昨夜は週末に読む本を買おうと、高田馬場の書店に寄りました。  新聞の書評欄で紹介されていた「奇跡の画家」後藤正治著(講談社)が面白そうだったの で、それを買おうと思っていたのですが、あいにく前日までで売り切れたとのこと。 自分がいいと思う本はやはり人もいいと思うのです。  代わりの本を 買ったのですが、目当ての本がなくてその代わりを買うというのはとても損をした気になります。  こんながっかりを防ぐために、ふつうは電話を入れて在庫 があれば取り置きしてもらうのですが、今回はそれをする余裕がありませんでした。  書名を書いたメモはサイフに入れたままなので、また入庫したころに取 り置きを頼もうと思います。

 25日月曜日にITproの新しいコラム、「『ゆ るい』コミュニケーションの価値」が掲載されます。 Twitterを話のとっかかりに、コミュニケーションには堅いものとゆるいものがあるこ と、 ゆるいコミュニケーションの効用と企業での利用について述べています。

「Androidで出来ること」


 今週、4月3日の京都研究会でAndroidについて講演してもらう、Mさんと打ち合わせをしました。  Mさんはドイツ人で、マルクスさんという29 才のプログラマーです。  マルクス経済学で有名なマルクスとは無関係で、「マルクス」はファーストネームです。  経済学のマルクスはカール・マルクス ですから、マルクスはセカンドネームですね。 

 Androidについて話して欲しいことを説明し、いま開発しているアプリケーションの話を聞きました。  マルクスさんが所属しているベンチャー企業 のことや講演の詳細は2月初旬の研究会案内の中でお知らせします。  

 私はいつものごとく、「技術は文学的に理解すればいい」というスタンスでAndroidの説明を聞きました。  文学的理解とは「何が出来るのか」「メ リット、デメリットは何か」を知ることです。 Androidで出来ること @ハード、アプリを選ばず自由に開発できる AGoogleクラウドの機能を アプリにつなぐAPIが豊富  メリット@プラットフォームもSDKも無償 A簡単にマーケットプレースに登録出来て、世界中に売ることができる  デメ リット @「Google次第」の世界  A山ほど類似のフリーソフトが出てきてお金をもらえないのでは?

 マルクスさんの会社では通信アプリを主なビジネスにしています。  Androidを使ったアプリとしてメールと電話の連携やGPSを使ったメッセージ ング・サービスなど、アイデアをたくさん持っているそうです。  プログラムを作ることは簡単で、どんなサービスを作るか、というアイデアが勝負なのです ね。 例として「コール・サブジェクト」というサービスを説明してくれました。(下図参照)  メールに対する返信を電話で出来るサービスです。    岡崎さんから貰ったメールに私が「電話する」を選んでタッチすると、岡崎さんのケータイに表題(サブジェクト)と発信者の名前が表示されます。  メール の着信履歴と同様に、電話の履歴も発信者、時刻とともにサブジェクトがスレッディングされます。

 電話を発信する相手の画面にサブジェクトを表示できるのは、発信側がメールのサブジェクトを引用してクラウドに登録し、着信側は着信電話番号でクラウド を参照してサブジェクトを取りだす、という仕組みです。 発信側、着信側の端末とクラウドがアプリで連携するのです。  Androidには発信側のアプ リがメールのサブジェクトを取りだしたり、着信側のアプリが着信というイベントを受け取ったりするためのAPIが用意されているので、こんなアプリが簡単 に作れるのだそうです。  京都研究会ではもっとビジュアルで、面白いものを見せてください、と虫のいいお願いをしておきました。  いずれにしても、こ れまでの京都研究会の講演とはひと味もふた味も違った話が聞けることは間違いありません。

 


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