間違いだらけのネットワーク作り(606)2009/09/19
「コグニティブ無線 ルータとは?」

 
今週、宮脇俊三さんの「終着駅」というエッ セイ集を買いました。 宮脇さんは鉄道紀行作家で、私は20年来のファンなのですが6年前に亡くなりました。 しかし、根強いファンが多いようで、2年前 には宮脇さんの長女が宮脇さんのことを本にまとめ、さらに宮脇さんの本をネタにした紀行本を出しました。 1冊目は宮脇さんの作家としての苦労や裏話が書 いてあって、それなりに価値があったのですが、2冊目は宮脇さんを食い物にしているだけの駄作でした。 関川夏央というライターも宮脇さんの著作からさか んに引用した紀行を書いたり、宮脇さん流のローカル線紀行を書いています。 宮脇風ではあるが、まったくダメな内容です。 これらの宮脇さんを食い物にし たような本は本当に不愉快で、本物の宮脇さんの新刊を読みたいものだと思っていました。 亡くなった人の新刊などあり得ないのですが、未刊行のエッセイを 集めた最後のエッセイ集というふれこみで出版されたのが「終着駅」です。 腹が立ちました。 読んでみると、読んだことのある文章ばかりなのです。 
 作家も、出版社もこれ以上、宮脇さんを食い物にして、ファンを怒らせる愚行は止めてほしいものです。 ちなみに、私は実際に鉄道に乗ったり(乗り鉄)、 写真に撮ったり(撮り鉄)するのは趣味でなく、宮脇さんの本を読むのが好きな読み鉄です。

「コグニティブ無線ルータと は?」

 
日経NETWORK9月号を開けると、いき なり話題のキーワードとしてコグニティブ無線ルータが出ていました。 コグニティブ無線ルータとは3G、無線LAN、WiMAXなどの無線通信機能を複数 備え、電波状況に応じて最適なサービスを選択できるモバイル・ルータだそうです。 サービスを選択する方式は2つあり、機器単体で選択する方式は電波の感 度やサービスの通信帯域からスループットが大きくなりそうなものを選択します。 管理サーバと通信して選択する方式は電波状況だけでなく、バックボーンの ネットワークの混み具合や利用者の好みなどを考慮して選択するそうです。

 この管理サーバとルータ間のプロトコルは情報通信研究開発機構(NICT)が中心になって開発したIEEE900.4があるそうです。 トリプレット ゲートという会社が2009年内にIEEE900.4準拠のコ グニティブ無線ルータを発売するそうです。 

 コグニティブ無線ルータは単体として製品化されたり、ノートPCやネットブックに組み込まれたりするのでしょう。 売れそうでもあり、売れなそうでもあ る微妙な製品ですね。 売れなそうな理由は別々の事業者から提供されている、3G、WiMAX、公衆無線LANにすべて加入したら、利用料があまりに高く なるからです。 この単純な問題をトリプレットゲートはどう解決しているのか興味があります。

 ところで、今朝の日経一面にウィルコムが経営再建モードに入ったことが出ていました。 1000億円を超える負債の支払延期手続きに入ったそうです。  加入者が微減を続ける中、XGP(次世代PHS)への投資をしようとしても、資金を調達するのが困難な状況になったようです。 予定どおり、10月から XGPの商用サービスは始まるのでしょうか? 


「間違い だらけの ネットワーク作り連載600回記念セミナー」のお知らせ

1.日時   10月28日(水)午後3時から5時30分
2.場所   明治記念館
3.セミナー・テーマ
「ネットワーク・レボリューション−企業ネットを盛り上げる」  講師:情報化研究会主宰  松田 次博
4.受講料
情報化研究会会員  10,000円
一般           26,250円

5.申し込み受付  


「間違い だらけの ネットワーク作り連載600回記念パーティ」のお知らせ

1.日時  10月28日(水)午後6時−8時
2.場所  明治記念館
3.参加費   会員、一般とも 10,000円
4.申し込み
フルネーム、所属、電話番号を書いてメールで下記まで申し込んでください。
tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp


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   tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp

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