間違いだらけのネットワーク作り(603)2009/08/29
「間違いだらけ 600回記念講演予告」

 
ここのところ、キャリアの新サービスを活か したネットワーク更改、音声系、グループウェアなど、バリエーションのある案件に並行して取り組んでいるため、とても面白い日々を過ごしています。 企業 ネットワークは行き詰まっている、と1、2カ月前に某誌の編集者が言っていましたが、そんなことはありません。 行き詰まっていると思っている人たちのた めに、「間違いだらけ600回突破記念講演」をしようと思います。 本文に予告編としてレジュメを書きます。


 7月 24日にNECで行った講演は知らないうちに日経コミュニケーションの人が取材に来てくれていましたが、月刊テレコミュニケーションの人も来てい て記事にしてくれました。 見開き2ページですが、うまくまとまっています。 Webに公開されているのは1ページだ けで、私の講演が引用されている2ページがありません。 機会があれば書店で読んでください。


 8月24日(月)にITproに掲載された「誰 でも実践できる『分かりやすいプレゼン』、3つのコツ」はかなり読んでいただけたようです。

   


「間違いだらけ600回記念講 演予告」

テーマ「ネットワーク・レボリューション−企 業ネットを盛り上げる」

 2009年は企業ネット革命元年とも言える年です。 ええー、どこが?と思う人は感受性が乏しいか、考える元気が衰えているのです。 4月には KDDI、ソフトバンクが携帯で内線番号が使えるFMCサービスを開始し、7月にはKDDIとNTTコムがデータセンター中心の利用形態に適した新サービ スを開始、同じく7月にUQコミュニケーションズが下り最大40MのUQ WiMAXを始めました。 昨年始まったNTT東西のNGNはサービスエリアを 順調に拡大し、本格的に利用できる段階になりました。 これらの新サービスの活用を検討して行くと、企業ネットワークのこれまでの概念が大きく変ることに 気がつきます。

 これまでの概念とは電話における「外線と内線」、データ系における「WANとLAN」、さらに大きな概念では「固定系とモバイル系」といった補完あるい は対立関係にある概念です。 これらの概念は古いサービス、古い技術を使っていた時代には意味がありましたが、これからはなくなります。 逆にこれまでの 概念にしばられず、大胆に発想することで、新サービスや新技術は生かされるのです。 本講演ではその内容、ネットワーク・レボリューションについて具体的 に話します。

1.企業ネットワークの動向
・相変わらず減少しつづける音声通信−平成21年度情報通信白書より
・イノベーションは技術指向から目的指向へ
・GmailもGoogleVoiceもいらない−伸び悩む大手企業でのGmail利用、その理由
・メールシステムの費用、機能、セキュリティ比較−これからのメール、グループウェアに求められるもの
・コミュニケーションからコラボレーションへと叫ばれて久しいが、具体的に何が出来れば効果があるのか?

2.ケータイが変える音声系
@FMCがもたらす内線・外線概念の破壊
・FMCサービスの経済効果はあるのか?−日本人が1日にケータイで通話するのは平均3分。 会社貸与のケータイではその2倍、3倍、6 倍?  アンケート結果で分かった事実。
・ケータイの特異な利用形態が示す新しいニーズ−例外こそ新サービスのヒントになる
・FMCで公−専−公接続は認められるのか?   ケータイ→固定電話網と発信すると高い通話料がケータイ→(内線定額通話)PBX→固定電話網とすると 固定発固定の安価な通話料になる。 そもそもこれは公専公接続なのか? 
・FMCサービスの本質−そもそも「内線」と は何か?  FMCを突き詰めると内線と外線の区別はなくなる。
・音声系の将来像
Aスマートフォンとアプリケーション
・スマートフォン、ネットブックで変わるケータイ・アプリケーション−メール、スケジューラ、「+α」は何か?
・iPhone vs Androidの行方

3.新サービスで消えるLAN/WANの区別
・20年前のLANより速くなったWAN
・回線品目が1M、10M、100M、1Gで十分な理由−使われない中途半端な速度品目
・KDDI WideAreaVirtualSwitch vs NTTコム バーストイーサアクセス−どちらが優れたサービスか?
・アプリケーション・デリバリー・ネットワーク
・これからのネットワーク設計の考え方

4.ワイヤレス・ブロードバンドで光ファイバはいらない?
・テレビ会議でワイヤレス・ブロードバンドを使いたい理由
・3.5Gデータ通信の弱点
・WiMAXの評判
・LTEへの期待
・ワイヤレス・ブロードバンドによる光ファイバの代替−3.5Gでの実績とLTEでの可能性
・LTE、WiMAX、XGP(次世代PHS)は併存するのか、いずれかが駆逐されるのか?

5.2015年実現を目標とする新世代ネットワークと企業ネット
・NICTによるNWGNの検討状況−NWGNの目的は何か?
・「おせっかい」と「ひとりよがり」はいらない
・企業ネットで期待できる用途

まとめ−今提案すべき企業ネットワーク、その目的、構成とアプリケーション

以上がレジュメです。 以下はお知らせです。 セミナーの申し込み先は新社会システム総合研究所、パーティの 申し込み先は情報化研究会です。
パーティは8月29日から受け付けます。 セミナーは9月1日から受け付け予定です。

「間違い だらけの ネットワーク作り連載600回記念セミナー」のお知らせ

1.日時   10月28日(水)午後3時から5時30分
2.場所   明治記念館
3.セミナー・テーマ
「ネットワーク・レボリューション−企業ネットを盛り上げる」  講師:情報化研究会主宰  松田 次博
4.受講料
情報化研究会会員  10,000円
一般           26,250円

5.申し込み受付  9月1日より(予定)  新社会システム総合研究所

「間違い だらけの ネットワーク作り連載600回記念パーティ」のお知らせ

1.日時  10月28日(水)午後6時−8時
2.場所  明治記念館
3.参加費   会員、一般とも 10,000円
4.申し込み
フルネーム、所属、電話番号を書いてメールで下記まで申し込んでください。
tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp


*ここに書いてあ ることで質問、ご意見などありましたら下記メールへお知らせください。

   tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp

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