間違いだらけのネットワーク作り(593)2009/06/20
「デュアルモード携帯の存在価値とは?

 
昨夕、10数年ぶりに駒場の東大教養学部 キャンパスへ行きました。 古い仕事仲間3人で会食するためです。  昔の学生会館が改築されてファカルティーハウスとなり、その中にルヴェソンヴェール 駒場というフレンチのレストランが入っているのです。  私は初めてでしたが幹事がよく使っていて、予約してくれました。 ちょっと早めに来て、時計台の ある本館と生協の周辺を歩きました。 本館は昔とまったく変わらず、建物に入った瞬間、なつかしいにおいがしました。  生協と学食の建物は残っています が、まったく別の用途で使われているようです。 古い建物の向かいに、巨大できれいなビルが出来ており、生協や食堂はこの中に入っていました。 ここはそ の昔、駒場寮があった場所です。 ルヴェソンヴェールは料理も、ワインも、デザートも申し分なくいいものを出してくれ、手頃な値段です。  個室を借りま したが部屋の料金は無料です。 食卓のほかにウェイティング用のソファーまであって、私は散歩のあと、ゆっくり後のメンバーを待ちました。  大学と関係 のない人でも利用できるので、機会があれば行ってみてください。

         
写真=昔の生協、現在の生協が入っているビル、ルヴェソンヴェールの個室(ウェイティングコーナーから撮影)

 6月22日(月)にITproの新しいコラムが掲載されます。 テーマは「今こそ、ペーパー レス」です。 私のオフィスを題材に取り上げています。 5年前にペーパーレスオフィスとして出来たのですが、その時点でペーパーレスは時期尚早 でした。 今は違います。 職場の写真も掲載したのでご覧ください。
     
「デュアルモード携帯の存在価値とは?
 
  今週、火曜日に訪問した企業は私のオフィスと同様、デュアルモード携帯を使っていました。  さて、5年前に登場したデュアルモード携帯の現在の存在 価値を見直してみましょう。

@無線LANはペーパーレスに不可欠です。  理由はITproのコラムを読めば分かります。  ペーパーレスだけでなく、組織改正や人事異動にともなう レイアウト変更が簡単に出来るというメリットがあります。

Aせっかく無線LANがあるのだから、内線電話も無線で使えた方が便利です。 VoIPを無線LANで扱うための置局設計(アンテナの配置)や機器の チューニングのノウハウは十分蓄積されており、 品質のいい電話が使えます。  しかし、外出しない人がデュアルモード携帯を使うのは携帯電話機能がムダ です。  無線LANのみに対応した携帯型のSIP端末なら、端末が安価で携帯料金も不要です。 外出の多い人は社外では携帯電話が必要ですから、デュア ルモード携帯が便利ですね。  

B最近では携帯電話会社がFMCサービスに力を入れています。 外出先から携帯電話で内線電話番号をダイヤルすると社内の内線電話や、内線番号を割り当て られた携帯電話に電話をかけられる、内線電話の通話料は定額でかけ放題、というサービスです。  デュアルモード携帯で社内の固定電話や無線端末との間の 通話が多い場合は、FMCサービスを併用するとコスト削減になりますね。

 FMCサービスの内線電話で注意せねばならないのは、FMCを使っている携帯端末を、社内の内線端末と一緒に代表グループに組んだり、携帯端末でピック アップや転送といったPBX関係の操作をすることは不可能だということです。  FMCはあくまで内線電話を接続するだけだ、ということです。  PBX の機能をそのまま使うには無線SIP端末のモードで使う必要があります。

 ということで、言いたいことを整理すると「無線LANはオフィスに必要。  無線LANがあるなら、内勤者の電話端末はデュアルモード携帯ではなく、無 線LANだけの端末を使うべき。 外出の多い社員にはデュアルモード端末が便利。  FMCサービスを併用するかどうかは経済効果を見極めるべし。」


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