間違いだらけのネットワーク作り(587)2009/05/09
「日米のケータイ利用の差異

 ゴールデンウィークの前半はめずらしく実家で過ごしまし た。  もう見られないかなあ、と思っていたレンゲの花がまだ少し残っていたので嬉しくなりました。  田んぼ全体に咲き広がっているのを見るのが好きな のですが、残念ながらそれは無理でした。  早いところでは既に田んぼに水が張られ、田植え直前でした。  昔はこの時期に麦畑の上空でひばりがよく鳴い ていたのですが、それも聴くことがなくなりました。  ひばりは麦畑に巣を作っていたのですが、麦を作る農家自体が減っているのです。 

 犬を連れて15分ほど離れた氏神さんまで散歩したのです が、その帰り、小学1,2年の時の担任だった戸田愛子先生に会いました。  実に45年ぶりの再会です。  80代になってもお元気で、私のことを覚えて くれていました。 名前のとおり、優しくて褒め上手な先生でした。  小学1年のころ、テストの答案の出来が悪かったので提出せず、自分の机の中にため込 んでいました。  それでもしかられた記憶がありません。  たぶん、もう先生にお会いすることはないでしょう。
 

 「日 米のケータイ利用の差異

  前回、デュアルモード携帯を使った内線と、 携帯内線サービスのどちらがいいか、というお客様の質問に私と同行した若手SEがスパッと答えた、ということを書きました。 あえて答は書かなかったので すが、「どっちがお勧めなんですか?」というメールをもらったり、会った人から聴かれたりしました。  考えれば誰でも正解を出せることなので、考えま しょう。

 電話に関してポジティブな関心はないのですが、ネガティ ブな関心が高まっています。  つい最近の疑問は「日本とアメリカでは電話の利用状況はどの程度違うのだろう」ということです。 日本の情報通信白書のよ うなものがアメリカにあればいいのですが、簡単には見つかりませんでした。  ケータイについては2007年にAT&Tが発表したニュース・リリースに面 白いものがありました。 

 

  このページやITproで繰り返し書いたように、日本 のケータイは1日平均3分しか通話に使われていません。  2001年に4分弱だったのが、2006年には3分10秒にまで減りました。 毎年減少してい ます。  しかし、ケータイをインターネットに接続している時間は長く、女子高生は平均1日122分ケータイでネットを使っています(内閣総理府調べ)。  ケータイはネットでメールやWebの検索に使われているのです。  もはや電話機ではなくパソコン代わりなので、「携帯電話」というのは正しくなく、 「ケータイ」と表記するのがふさわしいのです。

  対して、アメリカでは2007年で男女とも月450 分、1日15分ケータイを通話に使っています。 日本の5倍です。  女性は年々通話時間が増えており、男女合わせると横ばい、といったところでしょう か。  ケータイと家庭の固定電話を比較した右の図では、固定電話の方が使われていることが分かります。 日本では考えにくいですね。 固定電話もケータ イもアメリカの方が日本より通話時間が長いことは間違いないようです。

  一方、アメリカではSMSやケータイ・メールの利用は 少ないようです。  ケータイ・メールのヘビーユーザーはブラックベリーのようなメール専用サービスに流れているそうです。
この日米のケータイ利用の差異は何故、生まれるのでしょう?  アメリカのケータイの料金は基本料金に含まれる無料通話時分が200分もあったり、夜間や 休日が無料だったりと電話を使いやすい料金体系です。 SMSは基本料金に含まれず、1通10セントといった従量制であることが多いようです。  このよ うな料金の違いが日米のケータイ利用の差異の原因なのでしょうか?  それも原因でしょうが、それだけではないように思えます。  会社貸与のケータイだ と自分のふところは痛まないわけですが、皆さんそれで仕事の電話をじゃんじゃんかけていますか?  こういった疑問が解消できる統計が欲しいですね。  

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