間違いだらけのネットワーク作り(585)2009/04/18
「GoogleVoiceの衝撃?」

  年度始めなので先週、今週あたりは会社のキックオフに参加した方が多 いのではないでしょうか。 私は転社したこともあり、本部や各事業部のキックオフにすべて参加しました。 会社が変わると言葉の違いもあり、それだけでも 新鮮です。 事業構造や製品の特徴もよく分かって勉強になりました。 来週からはいよいよ、お客様の訪問を始めます。
   20日(月)にITproの新しいコラム、「おいしいフランス 料理店の選び方」が掲載されます。 京都研究会で話したエッセンスをまとめていますので、ぜひ、お読みください。

 GoogleVoiceの衝撃?」

  日経コミュニケーション4月15日号の冒頭に「GoogleVoice(以下、GV)の衝撃」という記事がありました。 GVは単純なIP電 話サービスではなく、職場、自宅の固定電話、携帯、ソフトフォン(例:Skype)など、複数の通話手段を持つユーザーに電話の統合管理サービスを提供す るユニファイド・コミュニケーション・ツールだそうです。

 例えば、GV にかかってきた電話で職場の固定電話も、携帯も、ソフトフォンも同時にベルを鳴らす、各通話サービスの留守番電話を一つに統合する、などの機能があるそう です。

 他にも留守番 電話時の途中応答(相手を声で確かめてから電話に出られる)、留守番電話のテキスト化(メールで転送できる)、電話会議、などの機能があります。 記事に よれば、GVは通信業界の主導権争いに発展する可能性があるとのこと。

 「本当かい な?」、「アメリカ人は日本人よりはるかに電話が好きなのかなあ?」と疑問に思いました。 職場の電話と家庭の電話は別々になっているべきだし、会社の携 帯と個人の携帯も分かれていることが価値です。 統合されて、ビジネスの電話で家庭や個人の電話が鳴ったのでは困ります。 第一、個人が持っている電話が 3種類も4種類もあるのでしょうか?  自宅の固定電話は使わなくなっています。 電話としてビジネスマンが使うのは会社の固定電話、会社貸与の携帯、個 人の携帯、の3つ程度でしょう。

 個人の携帯を 統合されるのは困るし、会社の固定電話と携帯を統合するには固定電話番号でも、携帯電話番号でもないGV番号を使うのでしょうが、そんな分かり難いことし たくもないですね。

 日本では携帯 で通話するのは平均1日3分です。(2008年度版情報通信白書にある2006年の統計)統合以前に電話自体が使われなくなっているのです。
 アメリカではGVがそんなに注目されているのでしょうか? だとしたら、アメリカ人はよっぽど電話が好きで、1日中かけまくっているのでしょうね。 日 本ではとても「衝撃」にはならないと思います。


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