間違いだらけのネットワーク作り(561)2008/11/01
「Googleトレンドで見たネットワーク業界」

 明日土曜日は岡山県備前市にある国宝・閑谷学校での研究会に出かけるため、1日早くこのページを書いています。 閑谷学校には中国の孔子林から移植され た、樹齢約100年の楷の木(か いのき)の巨木が2本あります。 例年は11月10日頃が紅葉の見ごろだそうですが、今年は紅葉が早いそうです。 ちょうどいいタイミングになる のではと期待しています。

「Googleトレンドで見たネットワーク業界」

 
Googleは次々と面白いことをしてくれますね。 今週はGoogleトレンドの日本語版サービスが始まりました。  これを使って、日本の ネットワーク業界のトレンドを見てみましょう。

○NGN

 



 
上のグラフは2004年から現在までのNGNをキーワードとした検索トラフィックの平均を 1とし、それぞれの時点の相対比がどうかプロットしたものです。  NGNのサービスが始まった今年3月前後はやはり高いですが、今は低調ですね。  た だ、検索頻度が関心の高さを表すことは間違いないですが、それが低いことが必ずしも悪いとは言えません。  後で見る「インターネット」のように、普及期 が過ぎて成熟期に入ったサービスや商品は誰でも知っているため、検索頻度が減少するのは当然です。  関心度が低くていいのです。

 しかし、導入期、普及期にあるNGN、iPhone、Androidなどは関心が低いということは普及ペースが遅いことに直結するため、関心度を高める 努力が必要です。

 下のグラフは英語版で、日本語より詳しい分析が出来ます。 テレコミュニケーションというカテゴリー内で、NGNの検索比率がどのくらいかが分かりま す。  どちらのグラフを見ても、導入期にあるNGNへの関心は低いですね。

○iPhone vs  Android

 


 iPhoneに対する関心は下がり気味、Androidは上がり気味ですが、まだ勝負がついたというところまで行っていませんね。 iPhoneが7月 に発売された時の瞬間的インパクトの大きさは良く分かります。


○ユニファイド・コミュニ ケーション 

 

 あまりに関心が低いとこういう結果が出ます。 ユニファイド・コミュニケーションなんて、2004年以来、一度も注目されたことがないのですね。 私が 「電話中心に考えるUCなんて意味がない」などと言わなくても、そもそもユーザーは関心すら持ってないのだと分かりました。


○インターネット、IP電話

 
最後にインターネットとIP電話のグラフを載せておきます。 インターネットは充分普及 し、誰もが使うようになりました。 関心度は低くて当然です。 IP電話は普及しないうちに、関心度が下がってしまいました。  電話そのものが使われな くなっているので、仕方がないことですね。

 

 




ホームページへ