間違いだらけのネットワーク作り(554)2008/09/13
「iPod Touchがこわれた」

 10日水曜日に神田でNETWORK ROADMAP 2008というでセミナーがあり、「選択と組合せ」が企業ネットワークを楽しくする、というテー マで講演しました。 300人収容の会場はほぼ満席で、楽しく話すことが出来ました。 実は8月に矢継ぎ早に講演依頼があり、来月17日には「3.0時代に突入した企業ネット ワーク−コミュニケーション、コラボレーション、そしてグローバル・プロキュアメントへ」という講演をします。  これは私の独演会的セミナー で、日経コミュニケーションさんの企画です。  

 企業ネットワークの目的はコミュニケーション、コラボレーションに加えて、世界中から「電力、人材、アプリケーション」などを調達(プロキュアメント) する「グローバル・プロキュアメント」が第三の目的として重要になりました。  これは国内にしか拠点がなく、国内でしかビジネスをしていない企業にとっ ても、必要なことなのです。  そのことを実例を交えて説明します。  企業ネットワークは日本地図の上でなく、世界地図の上で考えるべき時代になりまし た。  もう一つ、レジュメの中の目玉は「SalesForce.comへの公開質問」です。  SFは8月からインターネットを使わないVPNでのサー ビスを始めました。  インターネットで使うのは危ないのでしょうか?  なぜVPNでのサービスを日本だけ始めたのでしょうか?  そんな誰でも持つ疑 問を解消します。 SaaSはグローバル・プロキュアメントの典型であり、そのネットワークがインターネットを使うべきか、VPNがいいのかは重要なテー マだからです。

 講演時間が2時間あるので、神田の話よりさらに具体的ですし、神田では話せなかったSalesForceのことや、具体的な設計手法についても言及しま す。 講演の後は日経コミュニケーション編集長の松本さんから質問を受ける形でパネルディスカッションをします。 松本さんは「NGNは必要ですか?」と いう質問から始めるそうです。  困った質問をしますね。  面白いことは間違いないので、皆さん、ぜひ、おいでください。  
 

iPod Touchがこわれた

 神田での講演でも話したのですが、昨年9月に日本で発売された直後に購入したiPodTouchがこわれました。  先週の沖縄旅行で、パソコンを持っ て行くのは重いので、WebブラウジングをするためにiPodTouchと、マッチ箱大の無線LANルータを持参しました。 今時のホテルはどこでも部屋 にイーサネットが伸びています。  そこへ無線LANルータのケーブルを挿すと、 iPodTouchを無線LANでインターネットに接続できます。 こ れは重宝です。 

 無線LANで使うと電気をどんどん消費し、バッテリーがあがります。  東京に帰って、充電するとこわれていました。  バッテリーが満杯になるまで充 電したのですが、スイッチを押してもないのに、勝手に電源が入ってリンゴのロゴが表示され、数秒たつと勝手に電源が切れて消える。  これをバッテリーが 空になるまで、延々と繰り返すのです。  操作はまったく出来ません。

 火曜日の会社帰りに銀座のAppleStoreへ行きました。 iPodTouchには保証書というのは付いてないのですね。  1年未満での故障は無 償修理とマニュアルには書いてあります。 レシートを残してなかったので、昨年9月の何日に買ったかが分かりませんでした。  1年を超えていたら有償な のでいやだなあ、と思いつつAppleStoreへ行ったのですが、シリアル・ナンバーで検索して購入日を調べてもらうと、ぎりぎりセーフでした。   iPodは部品交換による修理は出来ないそうです。  本体そのものを新品に交換してくれました。  

 今週火曜日にソフトバンク・サミットというソフトバンクの法人向けセミナーがあったそうです。 その基調講演で孫社長はiPhoneを業務利用すること ばかり、PRしたそうです。 iPhoneとiPodTouchはハードウェア的にはほとんど同じです。 だとすると、 iPhoneを業務利用するため には耐久性を証明する必要があると思います。 正直言って、私はiPodTouchのヘビー・ユーザではありません。 なのに1年もしないうちに(おそら く)電源スイッチがおかしくなりました。  このスイッチを押した回数はたぶん2000回に満たないでしょう。  

 業務で使うとスイッチやボタンを毎日押しまくることになります。 すべり易い作りですから、胸の高さで使っていて、床に落とすことも多いでしょう。 落 とす度にこわれたのでは困ります。 スイッチやボタンの耐久性、本体や液晶パネルの耐衝撃性、そういったものがヘビー・ユースにも耐えられることを証明す べ きです。

 私は昨年6月にアメリカ人に見せられたiPhoneのユーザ・インタフェースに惹かれたので、iPodTouchに飛びつきました。  iPodTouchという製品も、Appleという会社も、何よりスティーブ・ジョブスというカリスマも大好きなのですが、業務利用となると慎重になりま す。  不格好なケースなど使わなくても、安心して使える強い製品になって欲しいですね。

 ちなみに、銀座のAppleStoreは中年には居ずらいところで、若い人ばかりでした。  長いサービス・カウンターに座るのですが、私の左右はいず れも若い女性で、左側の人はiPodTouchのソフトの不具合を相談しており、右はiPodの修理依頼をしていました。  予約を入れていたのに、カウ ンターで20分以上待たされたのはちょっとイラっとしました。

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